仮想通貨取引所Poloniex(ポロニエックス)とは？評判･手数料･口座開設について

Poloniex(ポロニエックス)はアメリカを拠点にしている仮想通貨取引所です。

2017年には仮想通貨の取引量が世界で1番にもなったことがあります。

今回は2014年から８年間運営を継続している、歴史の長い仮想通貨取引所であるPoloniex(ポロ二エックス)についてご紹介します。

Poloniex(ポロニエックス)とは？

Poloniex(ポロ二エックス)は海外の取引所で、主に海外の方が利用する取引所です。
英語が得意でなければ利用するのは難しいかもしれません。
ですが、かつてBinance(バイナンス)が日本での利用を規制された際には代理としてPolonex(ポロ二エックス)を利用するということもありました。

なので、日本人でも使えないことはありません。

簡単な特徴としては、レンディング、ステーキングを利用できます。
最近では、NFTのマーケットプレイス機能も追加されました。

8年間に渡って運営され、世界でも上位に入る海外の仮想通貨取引所です。

なお、Mediverseがおすすめする海外の仮想通貨取引所については、「海外の仮想通貨取引所おすすめランキングBEST10」でご紹介しているので、あわせてご覧ください。。

Poloniex(ポロニエックス)の特徴

Poloniex(ポロニエックス)にはどんな特徴があるのでしょうか。
以下に簡単にまとめました。

• 法定通貨を扱っていない
• レンディング、ステーキングで稼げる
• APENFTマーケットにてNFTを売買ができる

以上の3点について詳しく解説します。

法定通貨を扱っていない

法定通貨を扱っていないため、日本円やドルが使えません。

クレジットカード等を使用して仮想通貨を買うか、仮想通貨を他の取引所から送金してりようすることになります。

円やドルが使えないと不安かもしれませんが、他の海外取引所と操作感はそれほど変わらず、シンプルなので簡単です。

レンディング、ステーキングで稼げる

Poloniex(ポロ二エックス)ではレンディング、ステーキングで稼ぐことが可能です。
レンディング、ステーキングは銀行にお金を預けると利息を貰えるのと似ています。

ただし、特定の仮想通貨にしか対応しておらず、利息には15%の貸付手数料がかかります。

また、Poloniex(ポロニエックス)は2019年にレンディングでのデフォルト(債務不利益)により、ユーザーが被害を受けてしまいました。

レンディング、ステーキングを利用するには、デフォルトのようなリスクも考慮する必要があるでしょう。

APENFTマーケットにてNFTの売買ができる

近年話題のNFTをPoloniex(ポロニエックス)でも売買が可能になりました。
PoloniexのNFTと書かれている箇所をクリックするとマーケットプレイスへ移動できます。

マーケットプレイスではNFTアーティストが作成したアート作品を閲覧、売買が可能です。

取引所と連携している点は便利ですね。

Poloniex(ポロニエックス)の取り扱い通貨

2022年7月時点では、仮想通貨の取り扱い数は367種類以上、取引ペアは529以上です。

Poloniex(ポロ二エックス)での人気の取り扱い通貨は以下のようになっています。

1.ETH	2.TRX	3.BTT	4.BTC	5.DOGE
6.ADABULL	7.USDT	8.SUN	9.JST	10.CULT

以下は他の海外取引所と仮想通貨の種類数を比較した表です。

取引所	取り扱い通貨の種類数	取引ペア
Poloniex	367	529
Binance	362	1456
Gate.io	1430	2650
ByBit	217	263
KuCoin	703	1264

他の海外取引所と比べた場合、Poloniex(ポロニエックス)の取り扱い通貨の種類は少なく感じるかもしれません。

メジャーなコインでやり取りするといった場合には十分な数でしょう。

Poloniex(ポロニエックス)の手数料

Poloniexの手数料は安いのが特徴です。
手数料はメイカーとテイカーに分かれています。

メイカーとは注文を提示した人で、テイカーは注文を見て売買を決定する人のことです。

Poloniex(ポロニエックス)の手数料は以下の通りです。

• メイカー手数料 0%~0.145%
• テイカー手数料 0%~0.0400%

他の取引所とも比較しました。

取引所	メイカー	テイカー
Poloniex	0 ~ 0.145%	0 ~ 0.0400%
Binance	0.02 ~ 0.1%	0.04 ~ 0.1%
Gate.io	0.055 ~ 0.2%	0.065 ~ 0.2%
Bybit	0 ~ 0.1%	0.02 ~ 0.1%
KuCoin	-0.005 ~ 0.1%	0.025 ~ 0.1%

メイカーテイカーは取引量やコインの種類などによって変動する点に注意です。
基本的に仮想通貨の取引量が多いほど安くなる傾向があります。

Poloniex(ポロニエックス)の場合はメイカーとテイカーが共に条件を満たすと0%になるのが特徴です。

Poloniex(ポロニエックス)の評判・口コミ

Poloniex(ポロニエックス)の評判についてまとめました。

• レンディング、ステーキングで稼げる
• スマホアプリの評判が良い
• サービスは日本語対応しておらず、サポートの評判が良くない

以上の3点について紹介します

レンディング、ステーキングで稼げる

やはりレンディング、ステーキングで稼げる点が評価されています。

レンディング、ステーキングの両方を出来る仮想通貨取引所は少ないので、大きなメリットと言えるでしょう。

スマホアプリの評判が良い

スマホアプリにはiosとGooglePlay版があります。
以下のような評判がありました。

• 手数料が安く、取り扱い通貨の種類が多い
• 画面が見やすく、操作もしやすい
• 本人確認に手間取る

星5つ中、星4以上の評価なので、スマホアプリは好評と言えるでしょう。

サポートの評判が良くない

アメリカの取引所なので英語をメインに対応しています。
英語が得意でない場合は不安ですね。
特にお金を扱うので、この点はデメリットになるでしょう。

Poloniex(ポロニエックス)で口座開設・入金/出金方法

Poliniex(ポロ二エックス)での口座開設が難しいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

特に英語なので余計に難しいですね。
ブラウザで口座開設する場合は右クリックから「日本語に翻訳」など試してみてください。

以下の手順で口座の開設、入金/出金が可能です。
ぜひ参考にしてみてください。

口座の開設方法

Poloniex(ポロニエックス)の口座開設には本人確認書類(パスポート等)が必要です。

以下の４つの手順で口座を開設できます。

1. メールアドレスを登録
2. パスワードなどを設定
3. 送られてきたメールのリンクからログイン
4. 本人確認をする

1〜3はサイトやメールの指示に従って進めていきます。

4では、自分の情報を記述し、本人確認書類をアップロードすることで、本人確認が完了します。
4まで終えると口座が開設されます。

入金/出金の方法

Poloniex(ポロニエックス)に日本円を直接入金することはできないので、他の仮想通貨取引所から仮想通貨を買って送金するという手段を使います。

Poloniex(ポロ二エックス)以外に仮想通貨取引所の口座を持っていない方はこの機会に口座開設してみてはいかがでしょうか。
おすすめはビットポイントです。

他の仮想通貨取引所の準備ができたら、次に進みましょう。

入出金までの同じ操作

Poloniexのサイト右上のメニューから「BALANCE」から「DEPOSITS＆WITHDRAWLS」を選択。

取り扱い通貨の一覧が表示されます。

入出金はここまでは同じ操作です。
ウォレットアドレスを間違えると仮想通貨が消えてしまうので、コピー＆ペーストを活用しましょう。

入金の場合

送金したい通貨の「Deposit」をクリック。

Poloniexのウォレットアドレスが表示されるので、お持ちの仮想通貨取引所の送金画面にてPoloniexのウォレットアドレスを指定して入金します。

出金の場合

送金したい通貨の「WITHDRAWLS」から出金先のアドレスと金額を入力。
「Withdraw」をクリックすると出金手続きの確認メールが届きます。

手続きメールから手続きを完了すると、出金先のアドレスへ出金されます。

Poloniex(ポロニエックス)のQ&A

• 過去にハッキングされたことがある？
• クレジットカードは使える？
• Poloniex(ポロニエックス)の現在までの過程は？

Poloniexは過去にハッキングされたことがあるって本当？

2014年にハッキングの被害に遭い、およそ6,000万円分のビットコインが盗まれました。

現在では、セキュリティを改善し、

• 二段階認証
• アカウントロック
• マルチシグ
• コールドウォレット

などを導入しています。

クレジットカードは使える？

Poloniex(ポロニエックス)ではクレジットカードが使えます。
この記事では仮想通貨を国内取引所から送金する方法を紹介しました。

他の手段として、クレジットカードで直接仮想通貨を買う方法もあります。

Poloniex(ポロ二エックス)の歴史は？

Poloniex(ポロニエックス)は2014年に設立されました。
2017年には仮想通貨の取引量が世界1位に。

2018年に、ブロックチェーンを活用したモバイル決済を事業にしている「Circle(サークル)」が4億ドルで買収しましたが、その後は独立し、2019年にTRONの創設者H.E.Justin Sunや投資家から資金提供を受けました。

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