仮想通貨Stacks(STX)とは？特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説

Stacks(STX)とは、最も有名な仮想通貨であるビットコインにスマートコントラクトを実装するために立ち上げられたプロジェクトです。

この記事では、Stacks(STX)の5つの特徴や今後の将来性・見通しの予想などをご紹介していくので、気になる方は最後まで参考にしてみてください。

仮想通貨Stacks(STX)とは？

仮想通貨名称	Stacks(スタックス)
シンボル	STX
現在の価格(2022年9月現在)	55.10円
時価総額(2022年9月現在)	73,438,766,661円
時価総額ランキング(2022年9月現在)	80位
購入できる仮想通貨取引所	Binance、KuCoin、Gate.io、Coinbaseなど
公式サイト	Stacks公式サイト

Stacks(STX)とは、2017年にローンチされたブロックチェーンとそのネイティブトークンです。

開発された目的は、ビットコインのブロックチェーン上にスマートコントラクトを実装することであり、DeFiやNFTの発行を目指しています。

簡単にイメージするのであれば、現在のイーサリアムのように様々な機能をビットコインでも展開することを目的としていると考えればよいでしょう。

仮想通貨Stacks(STX)がよくわかる5つの特徴

ここでは、Stacks(STX)の以下の5つの特徴をわかりやすくご紹介していきます。

1. ビットコインにスマートコントラクトを実装することを目的としたプロジェクト
2. もともとは「Block stacks」という2017年にリリースされたプロジェクト
3. Clarity(クラリティ)というプログラミング言語を採用している
4. PoXという独自のコンセンサスアルゴリズムを採用している
5. スタッキング(ステーキング)を行うことでビットコインを報酬として得られる

ビットコインにスマートコントラクトを実装することを目的としたプロジェクト

先ほどもご紹介したように、Stacks(STX)はビットコインにスマートコントラクトを実装することを目的としているプロジェクトです。

スマートコントラクトとは、ある一定の条件下で自動的に契約が成立する仕組みであり、様々な分散型アプリケーションを構築する上では欠かせないものとなっています。

つまり、スマートコントラクトが実装されれば、ビットコイン上でもDeFiの開発やNFTの発行も現実的なものになってくると言えるでしょう。

もともとは「Block stacks」という2017年にリリースされたプロジェクト

Stacks(STX)は、もともと「Block stacks」というプロジェクト名でリリースされたブロックチェーンです。

ローンチしたのも2017年と古く、当初に実施されたトークンセールで50億円の調達に成功しているなど、大きく注目されていたプロジェクトであることが分かりますね。

Clarity(クラリティ)というプログラミング言語を採用している

Stacks(STX)では、開発にClarity(クラリティ)というプログラミング言語を採用しています。

Clarity(クラリティ)は比較的開発が行いやすい言語と言われており、エンジニアにとっても使いやすい環境が提供されていると言えるでしょう。

PoXという独自のコンセンサスアルゴリズムを採用している

Stacks(STX)の特徴として、PoX(proof of transfer)という独自のコンセンサスアルゴリズムを採用していることが挙げられます。

PoXを簡単に解説すると、マイナーがStacksのブロックチェーンにビットコインを送金することで報酬を得られる仕組みとなっています。

Stacks(STX)のように、ビットコインと密接に関係するアルゴリズムを採用しているケースは珍しいと言えるかもしれません。

スタッキング(ステーキング)を行うことでビットコインを報酬として得られる

Stacks(STX)では、保有しているSTXをスタッキングすることで報酬を得られる仕組みがあります。

スタッキングという名称ですが、一般的なステーキングと同じ意味であり、報酬はビットコインで支払われる特徴を持っています。

仮想通貨Stacks(STX)の今後の見通しと将来性

Stacks(STX)の今後の将来性・見通しとしては、ビットコインと密接に関係していると言えます。

特に、PoX(proof of transfer)のコンセンサスアルゴリズムもビットコインがないと成立しないものとなっており、深く切り離せない関係性となっています。

逆に言うと、ビットコインとともに大きく成長していく可能性も十分に考えられる仮想通貨と言えるでしょう。

仮想通貨Stacks(STX)のまとめ

今回は、ビットコインにスマートコントラクトを実装しようとしているStacks(STX)について解説してきました。

Stacks(STX)は、PoX(proof of transfer)というビットコインを検証プロセスに利用するアルゴリズムとなっており、他のブロックチェーンとは異なる特徴を持っています。

ビットコイナーにとっては注目度の高いプロジェクトなので、今後の動向には注視しておく必要がありそうです。