仮想通貨Bancor(BNT)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説

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現在多くの分散型取引所(DEX)が運営をしていますが、Bancor(バンコール)は他の取引所にないサービスで注目を集めています。

本記事で紹介するBancor(BNT)は、Bancor(バンコール)の基軸通貨であり、暗号資産(仮想通貨)同士の流動性を高めるために使用されています。

分散型取引所(DEX)の利便性をあげているBancor(BNT)の特徴や今後の見通し、将来性を徹底解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

Bancor(BNT)とは?

画像出典:Bancor Network

分散型取引所(DEX)を運営するBancor(バンコール)は、2017年にサービスを開始しました。

同じ年の6月にIOCをおこない、Bancor(BNT)は、約167億円の資金調達に成功しています。

通貨の名称Bancorは、1944年のブレトンウッズ会議でケインズが提唱したが実現しなかった国際決済通貨「Bancor」から来ています。

通貨の特徴を、以下の表にまとめました。

仮想通貨名称Bancor
シンボルBNT
価格(2022年9月現在)¥62
時価総額(2022年9月現在)¥12,365,742,343
購入可能な主な取引所Binance, OKX, Bybit, MEXC
公式サイトBancor Network
2022年9月現在 データ出典:coinmarketcap

Bancor(BNT)がよくわかる特徴

画像出典:Bancor Network

Bancor(BNT)の特徴はこちらの3点です。

  • 分散型取引所(DEX)を運営している
  • Bancor(BNT)を使用して通貨の流動性を高める
  • ステーキングで通貨の元本が保証される

以上の特徴を、順番に解説します。

分散型取引所(DEX)を運営している

Bancor(バンコール)は、既存の銀行やCoincheck(コインチェック)とは違い、特定の管理者がいない仮想通貨取引所です。

スマートコントラクトを使用して、ユーザー同士が通貨の取引を行います。

具体的には、AMM型(自律型マーケットメーカー)を使用して、ユーザーは通貨を流動性プールに預けます。

通貨を預けるユーザーは一定期間預けることで報酬をもらい、通貨を借りるユーザーも少ない手数料で利用可能です。

分散型取引所のメリットは、24時間利用できて規格が同じであればどんな通貨でも取引ができることです。

いっぽう、通貨を預けるユーザーが少ないアルトコインは、取引自体が難しいというデメリットもあります。

この問題を解決する通貨が、Bancor(BNT)です。

Bancor(BNT)を使用して通貨の流動性を高める

Bancor(バンコール)では、スマートトークンという独自のトークンを発行できます。

スマートトークンを発行するためには通貨の準備金が必要で、この準備金を使用してアルトコイン同士の取引をスムーズに進めています。

Bancor(バンコール)で最初に設定されたスマートトークンが、Bancor(BNT)です。

例えば「通貨A」を「通貨B」に交換する場合を見てみましょう。

通貨A・通貨Bが共に流動性プールに少ない通貨であれば、お互いが提示した金額の差が大きく、取引自体が成立しない場合があります。

活発な取引ができないことは、ユーザー、Bancor(バンコール)ともに大きなデメリットです。

この問題を解決するために、スマートトークンを発行したときの準備金を使用します。

スマートコントラクトを使用して

  • 通貨A・通貨Bの価格
  • 市場への供給量
  • 準備金の割合

これらを自動で計算します。

通貨同士の価格差(スプレッド)が大きい場合には、準備金の一部を使用してスムーズに取引を成立させる仕組みを開発しました。

この機能があることでアルトコイン同士の取引が活発になります。

Bancor(バンコール)は取引所の基軸通貨にBancor(BNT)を採用しており、取引が活発になることで、Bancor(BNT)の価値も上がっていきます。

ステーキングで通貨の元本が保証される

ステーキングのデメリットとして、通貨の価格が大きく変化した場合に発生するインパーマネントロスがあります。

インパーマネントロスとは、通貨の価格が変化することで、預けた金額よりも少ない状態で返金されることです。

通貨が急騰、暴落した場合、流動性プールの通貨割合が変化することが原因で起こります。

Bancor(バンコール)では、インパーマネントロスが起きた場合に、Bancor(BNT)を使用してユーザーの損失を補填しています。

流動性プールに預けた金額は保証されているので、リスクを抑えてステーキングを利用できます。

Bancor(BNT)の今後の見通しと将来性

画像出典:coinmarketcap

Bancor(BNT)はイーサリアムチェーンで使用されるトークン規格、ERC-20で作られています。

イーサ(ETH)の価格が上昇すれば、Bancor(BNT)の価格も上昇していく見通しです。

「アルトコインの流動性を高める通貨」という珍しい特徴もあり、分散型取引所(DEX)や、DeFi(分散型金融)の人気が高まると、Bancor(BNT)の需要も増えていくでしょう。

いっぽうで、ライバルとなる通貨が多いことには注意してください。

同じ分散型取引所(DEX)であるUniswap(ユニスワップ)やPancakeSwap(パンケーキスワップ)なども、独自の通貨を発行しています。

Bancor(BNT)は、Bancor(バンコール)以外での利用する場所がなく、汎用性は他の通貨と比べて低くなっています。

仮想通貨の価格を安定させる独自の技術があるので、使用できる場所が増えていくと、更に利便性は上がるでしょう。

Bancor(BNT)のまとめ

本記事では、Bancor(BNT)の特徴や今後の見通し、将来性を解説しました。

アルトコインの流動性を高めて、分散型取引所(DEX)を利用しやすくするための通貨です。

Bancor(BNT)は国内の取引所での取り扱いがありません。

購入する場合は、海外の取引所を使用してください。

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