楽天カードの還元率は改悪された?変更履歴と現在のポイント付与率

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楽天カードが改悪されたと言われますが、何がいつ変わったのかを時系列で整理した記事は多くありません。

基本還元率1%は据え置きのままで、下がったのは公共料金や保険料、携帯電話料金など支払い先ごとの付与単位です。2026年3月に予定されていた楽天ペイの変更は、2026年1月15日に見合わせが発表されました。

この記事では公式発表をもとに改悪の履歴を一覧にし、いま還元率が下がる支払いと現在のポイント付与率まで確認できます。

3行要約

①基本還元率1%は据え置きで、改悪は公共料金・保険料など支払い先ごとの付与単位の変更
②2026年3月予定だった楽天ペイの5回提示・1.0%への変更は2026年1月15日に見合わせを発表
③2026年9月1日からケンタッキー・フライド・チキンなど5社が楽天ペイ1.5%還元の対象外

目次

この記事を監修した人

綾野 友人(あやの ともひと)

綾野 友人(あやの ともひと)

大学卒業後、投資系不動産会社に勤務。資産形成や不動産投資の実務に携わりながら経験を積み、独立。賃貸・売買(購入・売却)を行う不動産会社を運営するとともに、現在はファイナンシャルプランナーとして活動中。不動産に強いお金の専門家として、住宅購入・不動産投資・保険の見直しなど、ライフプラン全体を見据えた相談に対応している。

■保有資格

1級ファイナンシャル・プランニング技能士・CFP®(日本FP協会認定)・宅地建物取引士

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楽天カードの基本還元率1%は改悪された?

楽天カードの基本還元率1%(100円につき1ポイント)は、現在も据え置きです。カード単体のポイント付与ルールそのものが引き下げられた事実はありません。

では何が「改悪」と呼ばれているのでしょうか。変わったのは、特定の支払い先だけポイントの付与単位が100円から200円・500円へ広げられた点です。公共料金、保険料、携帯電話料金、海外取引などが順番に対象へ加わってきました。

もう一つが、楽天ペイや楽天キャッシュといった周辺サービス側の条件変更です。楽天カードの還元率表だけを見ていても気づけないため、改悪という言葉でひとまとめに語られやすくなっています。

なお、2026年3月から実施予定と案内されていた楽天ペイの還元率変更は、2026年1月15日に見合わせが発表され、2026年8月31日時点でも実施されていません。変更後の条件を前提にした解説を見かけたら、適用日と現在の条件を必ず分けて確認してください。

出典:楽天カード『カード利用による獲得ポイントの還元率が異なるご利用先』、楽天ペイ『【重要】「ポイント還元条件の一部変更」の見合わせについて』

楽天カードの改悪はいつから?

楽天カードと楽天キャッシュで実施された主な変更を、公式発表の適用日順に並べます。自分の毎月の支払いに関係する行だけを見れば、影響の有無を判断できます。

適用時期変更内容影響を受ける支払い
2021年6月1日利用分公共料金・税金・国民年金保険料などが100円1ポイントから500円1ポイントへ電気・ガス・水道・国税・都道府県税
2023年11月請求分ポイント計算が月間の合計額から1回の買い物ごとへ100円未満の少額決済
2024年6月4日楽天カードから楽天キャッシュへのチャージ分がポイント進呈の対象外へ楽天ペイ残高へのチャージ
2024年8月1日利用分保険料・携帯電話料金が200円1ポイント、NHK放送受信料が500円1ポイントへ生命保険・損害保険・スマホ料金
2025年2月分支払日から支払日までに返済がない場合の回収事務手数料275円を新設引き落とし口座の残高不足
2025年3月1日利用分海外取引等(Visa・Mastercard)が200円1ポイントへ海外の店舗・海外事業者のネット決済
2025年3月1日海外事務手数料が2.20%から3.63%へ外貨建ての決済すべて
2025年4月1日受付分から紛失・盗難・破損によるカード作り直し手数料1,100円を新設カードの再発行
2026年3月1日(予定)楽天ペイの楽天キャッシュ払いの条件変更を案内。2026年1月15日に見合わせを発表実施されず現行条件のまま
2026年9月1日楽天ペイのコード・QR払いで1.5%還元の対象外に5社を追加ケンタッキー・フライド・チキンなど

金額はいずれも税込みです。手数料の新設2件はポイントの話ではありませんが、年会費無料という前提で選んだ人にとっては実質的な負担増につながります。

一覧を見るとわかるとおり、通常のショッピングに対する還元率1%は一度も引き下げられていません。変更はすべて、特定の支払い先や特定の決済手段に限定されたものです。

影響の大きさを見積もるなら、年間の支払額のうち対象カテゴリが何割を占めるかを先に確認しましょう。以下、それぞれの変更内容を公式発表にそって解説します。

【2021年6月〜】公共料金・税金は500円につき1ポイント

楽天カードは2021年6月1日の利用分から、公共料金などのポイント進呈条件を変更しました。100円につき1ポイントから500円につき1ポイント、つまり還元率1%から0.2%への引き下げです。

対象として公表されたのは、公共料金(電気・ガス・水道)、税金(国税・都道府県税など)、国民年金保険料、Yahoo!公金支払いの4分類でした。固定費をカード払いへ集約していた人ほど、獲得ポイントの減り幅が大きくなった変更です。

対象事業者は現在も追加される場合があります。自分が契約している電力会社やガス会社が対象かどうかは、公式の一覧で確認しておきましょう。

出典:楽天カード『公共料金等の楽天カード利用獲得ポイントに関するご案内』

【2023年11月〜】月間合計から1回ごとの計算へ

2023年11月の請求分から、楽天カード利用獲得ポイントの計算方法が変わりました。変更前は「毎月のカードショッピング利用金額の合計に対して100円につき1ポイント」でしたが、変更後は「1回の買い物ごとの金額に対して100円につき1ポイント」です。

還元率1%そのものは変わっていません。変わったのは端数の扱いで、1回ごとに100円未満が切り捨てられるようになりました。

公式が示した例では、4店舗で合計13,720円を使った場合の獲得ポイントが137ポイントから135ポイントへ減っています。少額決済の回数が多い人ほど、この差が積み上がる仕組みです。

出典:楽天カード『楽天カード利用獲得ポイント計算方法変更のご案内』

【2024年6月〜】楽天キャッシュのチャージ分は対象外

2024年6月4日、オンライン電子マネー「楽天キャッシュ」のポイント進呈ルールが変わりました。変更前は、楽天カードからのチャージで200円につき1ポイントが付いていました。

変更後はチャージ時の進呈がなくなり、楽天キャッシュを使った金額200円につき1ポイントの進呈へ切り替わっています。

ポイントが付くタイミングがチャージ時から支払い時へ移った、という整理になります。「チャージで貯めて支払いでも貯める」という二重取りは、この時点で成立しなくなりました。

古い解説記事にはチャージ分0.5%を前提にした計算が残っています。楽天ペイの実質還元率を試算するときは、チャージ分を足さないように気をつけてください。

出典:楽天キャッシュ『【重要なお知らせ】楽天キャッシュの楽天ポイント進呈ルール変更に関するご案内』

【2024年8月〜】保険料・携帯・NHK受信料の条件変更

2024年8月1日の利用分から、3つのカテゴリでポイント進呈条件が変わりました。保険料と携帯電話料金は100円につき1ポイントから200円につき1ポイント、NHK放送受信料は100円につき1ポイントから500円につき1ポイントです。

保険料には生命保険と損害保険のほか、傷害保険や医療保険などの第三分野も含まれます。携帯電話料金には電話料金合算払いも含まれる点に注意しましょう。

対象の事業者は公式ページで一覧化されており、主要キャリアと格安SIM、大手生保・損保が広く名を連ねます。毎月の保険料と通信費が大きい人ほど影響を受けやすい変更でした。

出典:楽天カード『特定のご利用先における楽天カード利用獲得ポイントに関するご案内』

【2025年3月〜】海外取引と海外事務手数料の変更

2025年3月1日の利用分から、楽天カード(Visa・Mastercard)の海外取引等が200円につき1ポイントへ変更されました。対象は海外での取引と、海外の事業者またはその関連会社が日本国内で行うインターネット上の取引です。

利用明細に「利用国US」のような記載がある決済が該当します。公式が主要な利用先として挙げているのは、Uber、SHEIN、Temu、Steam、Google、Adobe、OpenAI、Spotify、iHerbなどです。

国内サイトのつもりで使っているサブスクが対象になっている場合もあります。Googleについては、アプリ内課金も含まれます。

同じ2025年3月1日には、海外事務手数料が2.20%から3.63%(税込み)へ改定されました。Visa・Mastercard・JCB・American Expressの全ブランド共通です。

海外では還元率が半減したうえに手数料が1.43ポイント上がりました。還元率の表だけを見ていても気づけないため、海外での利用が多いなら真っ先に確認したい変更でしょう。

出典:楽天カード『新プログラム提供開始および一部サービス内容変更について』

【2025年〜】回収事務手数料と作り直し手数料の新設

ポイントの話ではありませんが、2025年には手数料が2つ新設されました。年会費無料を前提に選んだ人にとっては、実質的な負担増につながる変更です。

1つ目が回収事務手数料で、支払日までに返済がなかった場合に275円(税込み)が請求されます。2025年2月分の支払日からの適用で、請求は翌々月の支払日にまとめられます。

支払日は毎月27日で、金融機関が休業日の場合は翌営業日です。この手数料の支払い分はポイント進呈の対象外になります。

2つ目がカードの作り直し手数料で、紛失・盗難・破損などによる再発行に1,100円(税込み)がかかります。2025年4月1日の受付分からの適用です。

ただし、すべての再発行が対象になるわけではありません。楽天ゴールドカードなどの有料カード、楽天ビジネスカード、楽天銀行カード、ETCカードの作り直しは請求されません。

不正使用や情報漏洩が原因の作り直し、改姓・改名による作り直し、有効期限満了にともなう更新も請求されません。引き落とし口座の残高管理とカードの保管に気をつけておけば、どちらも避けられる費用です。

出典:楽天カード『各種サービスにおける手数料改定および徴収に関する詳細』

楽天ペイの還元率変更はどうなった?

2026年に入って大きく話題になったのが、楽天ペイの楽天キャッシュ払いに関する条件変更です。結論として、この変更は実施されていません。経緯を3段階で整理します。

2026年3月開始と案内されていた変更内容

楽天ペイは当初、2026年3月1日から楽天キャッシュでのコード払い・QR払い・セルフ払いの条件を変更すると案内していました。変更前後の条件は次のとおりです。

楽天ポイントカードの提示回数変更前(現行)変更案
条件を満たした場合2回以上で1.5%5回以上で1.0%
条件を満たさない場合2回未満で1.0%5回未満で0.5%

提示回数の条件が2回から5回へ引き上がり、達成時の還元率も1.5%から1.0%へ下がるという内容でした。提示回数を数える期間は、還元率が適用される月の前々月16日から前月15日までです。

たとえば3月の還元率は、1月16日から2月15日までの提示回数で決まります。公式が案内していた適用開始日は2026年3月1日の利用分からで、そのカウント期間は2026年1月16日から2月15日と示されていました。

変更の対象は楽天キャッシュでのコード払い・QR払い・セルフ払いに限られます。楽天カードや楽天銀行口座を支払い元にした場合と、楽天ポイントでの支払いは対象外と明記されていました。

出典:楽天ペイ『【重要】ポイント還元条件の一部変更に関するご案内』

2026年1月15日に見合わせを発表

楽天ペイは2026年1月15日、この変更を見合わせると発表しました。理由として示されたのは「当社での準備の都合により」という一文で、変更の撤回ではなく延期に近い扱いです。

公式は「今後、変更が発生する場合は、改めてお知らせいたします」とも書いています。つまり、同じ内容が将来あらためて実施される可能性は残っています。

楽天ペイのプログラムページは2026年8月31日が最終更新日で、条件は「カウント期間中、対象の楽天ポイントカードを2回以上提示」のままです。提示が2回未満だった場合の還元率も、公式表記で最大1.0%となっています。

5回提示・1.0%という案は、2026年9月時点で適用されていません。「1.5%から1.0%へ下がった」と書かれた解説を見かけても、それは変更案の内容であって現在の条件ではありません。

出典:楽天ペイ『【重要】「ポイント還元条件の一部変更」の見合わせについて』

2026年9月1日から一部企業が1.5%還元の対象外

還元率そのものは維持された一方で、対象店舗の範囲は狭まりました。2026年9月1日00:00から、次の5社が楽天ペイのコード・QR払いによる1.5%還元の対象外になっています。

  • Coke ON Pay
  • QR de 決済
  • ケンタッキー・フライド・チキン
  • フレッシュマーケットアオイ
  • マルコストアー

ただし、ポイントがまったく付かなくなるわけではありません。公式は対象外店舗について「お支払方法を楽天カードに設定したコード・QR払いについては、翌月15日前後に楽天カードから1%が進呈されます」と説明しています。

つまり、支払い元を楽天カードにしておけば1%は残ります。減るのは楽天ペイ残高で支払ったときの上乗せ分です。

対象外の店舗は予告なく追加される場合があります。よく行く店が該当していないかは、そのつど確認しておくと取りこぼしを防げるでしょう。

出典:楽天ペイ『ピッしてペイがいちばんおトク!楽天ポイント最大2.5%還元プログラム』

還元率が下がる支払い・つかない支払い

ここまでの変更を積み上げた結果、楽天カードの現在の付与単位は3層に分かれています。還元率1%が適用されるのは、下の一覧に載っていない通常のショッピングです。

付与単位還元率の目安主な対象
500円につき1ポイント0.2%公共料金(電気・ガス・水道)、税金、国民年金保険料、NHK放送受信料
200円につき1ポイント0.5%保険料、携帯電話料金・通信費、海外取引等(Visa・Mastercard)、電子マネーやプリペイドへのチャージ、楽天Edyチャージ、楽天証券の一部ファンドの投信積立
ポイント進呈の対象外0%年会費・各種手数料、分割払いやリボ払いの手数料、キャッシング、楽天ペイ残高へのチャージ、楽天クラッチ募金、楽天バーチャルプリペイドカードの利用分

電子マネーへのチャージはWAON、nanaco、ファミペイ、モバイルSuica、モバイルPASMO、au PAY、Kyashなどが対象です。

2025年3月1日からはANA Pay、JAL Pay、TOYOTA WALLET、MIXI M、IDARE、ワンバンク、バンドルカードなども加わりました。2025年5月28日にはさいコイン(さいたま市みんなのアプリ)が追加されています。

複数のカテゴリに当てはまる利用先では、還元率が低いほうが適用されます。公式も対象の利用先を予告なく追加する場合があると明記しているため、固定費の支払い先を変えたときは一覧を見直しておきましょう。

出典:楽天カード『カード利用による獲得ポイントの還元率が異なるご利用先』

還元率が下がる主な事業者

カテゴリ名だけでは自分が該当するか判断しにくいので、公式が一覧化している事業者の一部をカテゴリごとに挙げます。ここに載っていない事業者での利用は、原則どおり100円につき1ポイントです。

カテゴリ主な事業者
電力(500円1ポイント)北海道電力、東北電力、東京電力エナジーパートナー、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力
ガス・水道(500円1ポイント)東京ガス、大阪ガス、東邦ガス、西部ガス、東京都水道局、横浜市水道局、大阪市水道局、名古屋市上下水道局など
保険料(200円1ポイント)日本生命、第一生命、住友生命、アフラック、オリックス生命、東京海上日動、損害保険ジャパン、三井住友海上、ソニー損保、チューリッヒなど
携帯電話・通信費(200円1ポイント)NTTドコモ、au、SoftBank、UQ mobile、Y!mobile、povo、LINEMO、IIJmio、イオンモバイル、BIGLOBE、mineoなど
海外取引等(200円1ポイント)Uber、SHEIN、Temu、Steam、HoYoverse、Google、Adobe、OpenAI、AliExpress、PayPal、Zoom、Spotify、iHerbなど

NHK放送受信料は2024年8月1日の利用分から500円につき1ポイントですが、ケーブルテレビ等の「NHK団体一括支払」は変更の対象外で、100円につき1ポイントのままです。

海外取引については、一覧に載っていない利用先でも明細に「利用国US」のような海外利用の記載があれば対象になります。ブランドはVisaとMastercardが対象です。

掲載事業者は随時更新されるため、契約を切り替えたタイミングで公式の一覧を開き直すのが確実な方法でしょう。

出典:楽天カード『カード利用による獲得ポイントの還元率が異なるご利用先』

楽天カードの還元率はどのくらい?

楽天カードの還元率を知るには、次のポイントを確認しておきましょう。

  • 100円につき1ポイントの仕組み
  • 還元率1%は高い?他社との比較
  • ポイント付与のタイミングと有効期限

楽天カードの還元率を知ると、他のカードと比較しやすくなります。

100円につき1ポイントの仕組み

楽天カードの基本還元率は1%で、多くの通常ショッピングでは原則100円(税抜)の支払いごとに1ポイントが付与されます。楽天市場だけでなく、街のお店やネットショッピングでも利用できます。

付与されるポイントは、主に次の2種類です。

  • 通常ポイント
  • 期間限定ポイント

一部、ポイント付与の対象外となる支払いもあります。ポイントは1回の買い物ごとに計算され、100円未満は切り捨てです。多くの決済で100円ごとに1ポイントが付与されるため、日常利用でもポイントを積み重ねやすい特徴があります。

還元率1%は高い?他社との比較

楽天カードの基本還元率は1%です。

年会費無料のクレジットカードには、基本還元率が0.5%のものや1.0%のものが多いです。そのため、基本還元率が1%以上のカードは、高還元カードとして紹介される傾向があります。

ただし、還元率は利用条件や年会費などによって実質的な価値が変わるため、自分の利用スタイルに合ったカードを選ぶことが大切です。

主なカードの基本還元率は、以下の表のとおりです。

カード会社基本還元率
楽天カード1.0%
三井住友カード(NL)0.5%
三菱UFJカード0.5%
エポスカード0.5%
イオンカードセレクト0.5%
PayPayカード1.0%
au PAYカード1.0%
リクルートカード1.2%

※上記の還元率は、通常のショッピング利用を前提とした一般的な目安です。(2026年9月時点)利用条件やポイント交換先により実質還元率は異なります。

ポイント付与のタイミングと有効期限

楽天カードで貯まるポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントの2種類があります。それぞれ付与タイミングと有効期限が異なる仕組みです。

通常ポイントは、カード利用月の翌月15日前後に付与されます。有効期限は、最後にポイントを獲得した月を含めた1年間です。期間内に1度でもポイントを獲得すれば、有効期限は延長されます。

ただし、期間限定ポイントの獲得は期限延長の対象になりません。延長を狙うなら、通常ポイントが貯まる利用を1年に1回は挟んでおきましょう。

一方、期間限定ポイントは、キャンペーンや楽天市場の特典で付与されます。有効期限は数週間〜数カ月程度と短めの設定です。そのため、ポイントの付与時期や期限を把握しておくことが重要になります。

通常ポイントと期間限定ポイントを同時に保有している場合、期間限定ポイントから優先して消費されます。2種類の違いを整理すると次のとおりです。

項目通常ポイント期間限定ポイント
主な獲得元カード利用、楽天サービスの通常利用キャンペーン、楽天市場の特典
有効期限最後に獲得した月を含めた1年間数週間〜数カ月程度
期限の延長期間内に1度でも獲得すれば延長延長なし
他ポイントの期限延長延長の対象延長の対象外
消費される順番期間限定ポイントの後優先して消費

通常ポイントの期限は実質的に延長され続けるため、楽天カードを毎月使っている限り失効の心配は小さいでしょう。注意が必要なのは期間限定ポイントのほうです。

ポイントの残高と期限は、楽天PointClubの「ポイント実績」から確認できます。期間限定ポイントは失効日ごとに表示されるため、期限の近いものから使い切りましょう。

出典:楽天ポイント『ポイント進呈ルール』

年会費永年無料
国際ブランドVisa、Mastercard、JCB、American Express
ポイント還元率1.0%
発行期間約1週間
追加カード家族カード、ETCカード発行可能
電子マネーApple Pay、Google Pay、QUICPay、楽天Edy
公式サイトhttps://www.rakuten-card.co.jp/

楽天カードの還元率を上げるコツ

楽天カードの還元率を上げたい方は、次の5つを押さえておきましょう。

  • 楽天市場のSPUを活用する
  • 楽天ペイと組み合わせて使う
  • 楽天モバイルでポイント倍率を上げる
  • 固定費の支払いを楽天カードにまとめる
  • ポイントアップキャンペーンを活用する

これらを知っておくだけで、同じ支払いでも獲得できるポイントに差が出ます。

楽天市場のSPUを活用する

楽天市場でポイント還元率を高める代表的な方法が、SPU(スーパーポイントアッププログラム)です。

楽天カードをはじめとした楽天グループのサービスを利用すると、楽天市場でのポイント倍率が上がります。SPUは、楽天の各種サービスを利用するほどポイント倍率が高くなる仕組みです。

対象サービスは2026年7月1日時点で17サービスあり、条件を組み合わせると倍率の上限は18.5倍まで伸びます。たとえば、楽天カードで支払うと通常分1倍と特典分1倍、楽天銀行を引き落とし口座に設定して給与などを受け取ると最大0.5倍が加わります。

つまり、楽天カード単体より楽天経済圏を活用した方が還元率を高めやすい方法です。進呈されるポイントには上限と達成条件があるため、事前に対象サービスや条件を確認しておきましょう。

出典:楽天市場『SPU(スーパーポイントアッププログラム)とは』

楽天ペイと組み合わせて使う

楽天カードの還元率を上げるコツは、楽天ペイと組み合わせて使うことです。

楽天ペイはスマホでコード・QR払いができる決済サービスで、楽天カードを支払い元に設定するとポイント付与の対象になります。カード決済とアプリ決済を組み合わせると、通常よりもポイントを積み上げやすい仕組みです。

楽天キャッシュをチャージして楽天ペイ残高で支払うと、還元率は1.5%になります。ただし、チャージ時にポイントは付きません。1.5%の内訳はコード・QR利用分1.0%と楽天ペイ残高利用分0.5%で、いずれも支払い時に進呈されます。

この1.5%には条件があり、カウント期間中に楽天ペイアプリの楽天ポイントカードを2回以上提示していることが必要です。提示が2回未満だった月の還元率は、公式表記で最大1.0%になります。

さらに、会計時に楽天ポイントカードを提示すれば、提示分の1.0%を上乗せできます。合わせると最大2.5%で、これが楽天ペイで狙える二重取りの中身です。

公式の計算例で確認しましょう。1,000円(税込)の買い物を全額楽天ペイ残高で支払い、提示条件を満たしている場合の内訳は次のとおりです。

内訳条件を満たす場合条件を満たさない場合
楽天ポイントカード提示1,000円×1.0%=10ポイント1,000円×1.0%=10ポイント
楽天ペイ残高で支払い(コード・QR利用分)1,000円×1.0%=10ポイント1,000円×0.5%=5ポイント
楽天ペイ残高で支払い(残高利用分)1,000円×0.5%=5ポイント1,000円×0.5%=5ポイント
合計25ポイント20ポイント

提示分は、楽天ポイントカードの提示で100円につき1ポイントが進呈される店舗を前提とした数字です。楽天ポイントカードの還元率は店舗によって異なります。

なお、楽天カード以外のクレジットカード払いは特典の対象外です。楽天ペイアプリ内の楽天Edyチャージや楽天カードタッチ決済、ネットでの楽天ペイ支払いも対象から外れます。

出典:楽天ペイ『ピッしてペイがいちばんおトク!楽天ポイント最大2.5%還元プログラム』

楽天モバイルでポイント倍率を上げる

楽天カードの還元率を上げるコツは、楽天モバイルを契約してSPUを活用することです。

楽天モバイルの対象プランを契約し、SPUの条件を満たすと、楽天市場でのポイント倍率が上がる仕組みです。

たとえば、楽天カードで楽天市場の商品を購入する場合を考えてみましょう。通常は1%還元ですが、楽天モバイル契約者で条件を満たすとSPU倍率が加算されます。

ただし、楽天モバイルとキャリア決済、Rakuten Turbo/楽天ひかりは一度だけエントリーが必要な点に注意してください。進呈されるポイントには月間の上限も設けられています。

それでも、楽天モバイルを併用すれば楽天市場での還元率を引き上げやすくなるでしょう。

出典:楽天モバイル『SPU(スーパーポイントアッププログラム)』

固定費の支払いを楽天カードにまとめる

楽天カードの還元率を実質的に高めるコツは、固定費の支払いを楽天カードにまとめることです。

電気・ガス・水道・通信費などの固定費は毎月発生するため、現金払いや口座振替と比べてポイントを獲得できる場合があります。一度設定すれば自動で決済されるので、手間をかけずにポイントを積み上げられるでしょう。

ただし、公共料金や税金など一部の支払いは、通常の1%還元ではなく還元率が下がります。ポイント付与の対象外となるケースもあるため、事前に対象条件を確認しておくことが重要です。

まとめる価値が高いのは、還元率が下がらない支払いのほうです。サブスクの月額料金や食費、日用品のように100円1ポイントが維持される支出から集約していきましょう。

ポイントアップキャンペーンを活用する

楽天市場や楽天カードでは、期間限定のポイントアップキャンペーンが定期的に開催されています。

エントリーや条件達成によって、ポイント倍率が上乗せされる仕組みです。通常還元に加えてボーナスポイントが付くため、同じ買い物でも獲得ポイントに差が出るでしょう。

たとえば、楽天市場の「お買い物マラソン」や「スーパーセール」です。複数店舗で買い物をすると、ポイント倍率が段階的に上がる仕組みです。

楽天カード決済と組み合わせれば、通常より多くのポイントを獲得しやすくなるでしょう。SPUとキャンペーンは併用できるので、倍率を重ねて狙えます。

ただし、獲得上限や対象期間が設定されている場合があるため、事前に開催時期や条件を確認しておきましょう。日常利用に加えてキャンペーンを意識すると、ポイントを積み上げやすくなります。

楽天カード還元率の注意点・デメリット

楽天カード還元率の注意点・デメリットは、次の通りです。

  • 期間限定ポイントは有効期限が短い
  • ポイントアップはエントリーが必要な場合が多い
  • 楽天カードの種類によって還元率が異なる

デメリットや注意点を知っておくと、無駄なくポイントを活用できます。

期間限定ポイントは有効期限が短い

楽天カードで獲得できるポイントの中でも、期間限定ポイントは有効期限が短く、期限切れで失効するリスクがある点に注意が必要です。

楽天ポイントには「通常ポイント」と「期間限定ポイント」があり、有効期限のルールが異なります。特にキャンペーン特典として付与される期間限定ポイントは、数週間〜数カ月程度に設定されるケースがあります。

期限を過ぎると自動的に失効する仕組みです。

キャンペーンによっては、付与後すぐに有効期限が迫る場合もあります。そのため、ポイントの有効期限を把握し、早めに活用することが重要です。計画的に使うと、楽天カードの還元メリットを活かしやすくなります。

ポイントアップはエントリーが必要な場合が多い

楽天のポイントアップキャンペーンでは、事前にエントリーが必要なケースが多い点に注意が必要です。

楽天市場の「お買い物マラソン」や「楽天スーパーSALE」などは、条件を満たしていてもエントリーを行わなければ追加ポイントが付与されません。

SPUは基本的に自動適用ですが、楽天モバイル、楽天モバイルキャリア決済、Rakuten Turbo/楽天ひかりの3サービスは一度だけエントリーが必要です。キャンペーン参加前にエントリーの有無や対象期間を確認しておきましょう。

事前にチェックしておくと、ポイントの取りこぼしを防ぎやすくなります。

楽天カードの種類によって還元率が異なる

楽天カードには複数の種類があり、基本還元率は共通ですが、付帯特典やポイントの上乗せ条件がカード種類によって異なります。

たとえば、年会費無料の楽天カードは通常の1%還元が基本です。

一方、楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードでは、楽天トラベル利用時のボーナスポイントなどに違いがあります。また、楽天証券のクレジットカード積立でもカードの種類によって還元率に差が出ます。

自分の利用スタイルや楽天経済圏での活用度合いに応じてカード種類を選ぶことが重要です。各カードの特典内容やSPUの適用条件は、申し込み前に公式サイトで確認しておきましょう。

出典:楽天カード『すべてのカードから選ぶ』

楽天カードの特徴・メリット

楽天カードの特徴やメリットは、次のとおりです。

  • 年会費永年無料で持ちやすい
  • 楽天市場でポイントが貯まりやすい
  • 利用額に応じた会員ランク制度がある
  • ポイントの使い道が幅広い
  • 楽天カードで投信積立をするとポイントが貯まる
  • カードデザインと国際ブランドを自由に選べる
  • 海外旅行傷害保険が付帯している

楽天カードは年会費無料ながら、ポイント還元やサービス面のバランスが取れたクレジットカードです。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

年会費永年無料で持ちやすい

楽天カードの特徴は、本カードの年会費が永年無料である点です。

発行後も維持費がかからないため、初めてクレジットカードを持つ人でも利用を始めやすい傾向があります。

また年会費無料でありながら、基本還元率1%(100円につき1ポイント)のポイント還元が受けられる点も特徴です。固定費の支払いから日常の買い物まで幅広く使えるため、サブカードとしてもメインカードとしても活用できるでしょう。

楽天市場でポイントが貯まりやすい

楽天市場では、楽天カード利用による基本の還元率1%に加えて、ポイントが上乗せされます。

代表的なものがSPU(スーパーポイントアッププログラム)です。

SPUでは、楽天カードの利用、楽天の各種サービス利用、楽天市場での買い物などの条件を満たすと、ポイント倍率が高くなります。そのため、日常のネットショッピングでもポイントを効率よく貯めやすいのが特徴です。

利用額に応じた会員ランク制度がある

楽天には「楽天ポイントクラブ(Rakuten Point Club)」という会員ランク制度があります。過去6カ月のポイント獲得数と獲得回数に応じてランクが決まる仕組みです。

主なランク区分と条件は、次のようになっています。

ランク過去6カ月の条件
レギュラーポイント対象の楽天サービス利用でポイントを獲得
シルバー200ポイント以上、かつ2回以上の獲得
ゴールド700ポイント以上、かつ7回以上の獲得
プラチナ2,000ポイント以上、かつ15回以上の獲得
ダイヤモンド4,000ポイント以上、かつ30回以上の獲得、かつ楽天カードを保有

楽天カードの利用でポイントを継続的に獲得すると、上位ランクを維持しやすくなります。ダイヤモンドランクだけは、ポイント数と獲得回数に加えて楽天カードの保有が条件です。家族カードも対象になりますが、ランク判定時に楽天e-NAVIへ登録している必要があります。

ランクが上がると、楽天市場でのポイント倍率アップや優待特典が受けられる場合があります。楽天サービスを継続利用するほど、特典を受けやすくなるでしょう。

出典:楽天ポイント『ランクアップ・キープの仕組み』

ポイントの使い道が幅広い

楽天カードで貯まるポイントは、使い道が幅広い点が特徴です。

1ポイント=1円相当として利用でき、楽天市場だけでなく、街のお店やオンラインサービスでも使えます。ポイント支払いに対応している楽天グループのサービスが多く、現金の代わりとして活用しやすい特徴です。

たとえば、次のような使い方があります。

  • 楽天市場での買い物に充てる
  • コンビニやドラッグストアなど提携店舗での支払い
  • 楽天モバイルや楽天トラベルの支払い
  • 楽天ペイを通じたQRコード決済

ネットと実店舗の両方で利用できるため、ポイントを消費しやすい点がメリットです。

活用方法は公式サイトでも紹介しているため、事前に確認しておくと理解しやすくなります。

出典:楽天ポイント『楽天ポイントガイド』

楽天カードで投信積立をするとポイントが貯まる

楽天証券では、楽天カードを使った投資信託の積立(クレカ積立)が可能で、積立額に応じて楽天ポイントが付与されます。積立できるのは毎月100円から10万円までで、NISAのつみたて投資枠もカード決済でまかなえます。

ポイント還元率は、ファンドの代行手数料とカードの種類の組み合わせで決まります。代行手数料が年率0.4%(税込)以上のファンドは、カードの種類にかかわらず1%〜2%です。

年率0.4%未満のファンドの場合は、カードの種類で還元率が変わります。目安は次のとおりです。

  • 楽天カード:0.5%
  • 楽天ゴールドカード:0.75%
  • 楽天プレミアムカード:1%

代行手数料は積立購入の前月12日のデータで判定されるため、積立設定時と購入時で還元率が変わる可能性があります。ポイントを活用しながら資産形成を進めやすい内容です。

出典:楽天証券『楽天カードクレジット決済のポイント還元率』

カードデザインと国際ブランドを自由に選べる

楽天カードの特徴は、申し込み時にカードのデザインと国際ブランドを選べる点です。

主に次の国際ブランドから選べます。

  • Visa
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express(アメックス)

また、カードデザインのバリエーションも豊富です。好みやライフスタイルに合わせて選びやすい特徴があります。主なカードデザインは次のとおりです。

  • お買い物パンダ
  • ディズニーキャラクター
  • キキ&ララ(サンリオ)
  • X JAPANのYOSHIKI

このほかにも多くのデザインが用意されています。

ただし、一部のデザインは国際ブランドが限定される場合があるため、申し込む際は公式サイトを確認しましょう。

出典:楽天カード『デザインから選ぶ』

海外旅行傷害保険が付帯している

楽天カードの特徴は、海外旅行傷害保険が付帯している点です。

事前の申し込みは不要ですが、楽天カードと楽天ゴールドカードには自動付帯がありません。所定の条件を満たした場合に適用される利用付帯の扱いです。補償期間は、日本を出国した日から3カ月後の午後12時までとなっています。

保険が有効になる条件は、日本を出国する前に「募集型企画旅行の料金」に該当する代金を楽天カードで支払っていることです。

公式は「航空券のみのご購入は含まれません」と明記しています。航空券だけを決済した場合は条件を満たさないため、保険が適用されない可能性があります。

また、補償内容や保険金額はカードの種類によって異なるため、詳細は公式サイトで確認してください。

出典:楽天カード『海外旅行傷害保険』

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楽天カードを作るときに「VisaとMastercardのどちらを選べばいいのか」と迷う人は多いのではないでしょうか。楽天カードは、国際ブランドによって基本的な年会費やポイント還元率に違いはありません。 ただし、利用できる店舗や特定のサービス、優待内容などには違いがあります。そのため、利用シーンに合わせて国際ブランドを選ぶことが重要です。 本記事では、楽天カードはVisaとMastercardどっちがいいのかを、両ブランドの特徴や違いをもとにわかりやすく解説します。あわせて目的別の選び方も紹介しますので、楽天カード選びで後悔しないための参考にしてください。

改悪後も楽天カードが向いている人

一連の変更を踏まえても、楽天カードは次のような人に向いています。

  • 楽天市場や楽天サービスをよく利用する人
  • ポイントを日常の買い物で効率よく貯めたい人
  • 楽天ペイやキャッシュレス決済をよく使う人
  • 年会費無料で還元率の高いカードを持ちたい人

自分に合っているかを確認することで、後悔のないカード選びができます。

楽天市場や楽天サービスをよく利用する人

楽天カードは、楽天市場や楽天サービスを日常的に利用する人ほどメリットを感じやすいクレジットカードです。

楽天市場ではSPUが適用され、楽天カードで決済するだけでもポイント倍率が上がります。楽天モバイルや楽天銀行、楽天証券などを組み合わせると、倍率をさらに高めやすい仕組みです。

これまでの変更はいずれも公共料金や保険料、海外取引といった支払い先が中心で、楽天市場での買い物は対象になっていません。楽天経済圏での利用が多いほど、影響を受けにくい構図になっています。

ネットと実店舗の両方で使えるため、ポイントの消費先に困りにくい点も魅力です。楽天サービスをよく利用する人ほど実質還元率を高めやすく、ポイントを活用しやすくなります。

ポイントを日常の買い物で効率よく貯めたい人

楽天カードは、日常の買い物で効率よくポイントを貯めたい人に向いているクレジットカードです。

基本還元率1%は、食料品や日用品、ファッション、飲食店など幅広い支払いで適用されます。普段の出費を楽天カードにまとめるだけでも、安定してポイントを積み上げやすいカードです。

たとえば、楽天ポイントカード機能や楽天ペイと組み合わせると、カード決済とポイント提示による二重取りができる店舗もあります。

日常の支払いでもポイントを重ねて獲得しやすくなります。そのため、毎日の買い物を通じて無理なくポイントを増やしたい人に相性の良いカードです。

楽天ペイやキャッシュレス決済をよく使う人

楽天カードは、楽天ペイなどのキャッシュレス決済を日常的に利用する人に向いているクレジットカードです。

楽天ペイに楽天カードを支払い元として登録すると、カード利用分の基本ポイントに加えて、楽天ペイ側のポイント付与が重なる場合があります。スマホ決済との相性が良く、実店舗でもポイントを積み上げやすいカードです。

楽天カード以外のクレジットカードを支払い元にすると特典の対象外になるため、楽天ペイを使うならカードは楽天カードにそろえておきましょう。

アプリ決済と組み合わせることで、日常の買い物でもポイント獲得効率を高めやすくなります。スマホ一つで支払いを完結させたい人ほど、楽天カードのメリットを活かしやすくなるでしょう。

年会費無料で還元率の高いカードを持ちたい人

楽天カードは、年会費をかけずにポイント還元を受けたい人に向いているカードです。

通常の楽天カードであれば、入会金や更新費用が不要で、維持コストが発生しません。基本還元率は1%に設定されており、年会費無料カードの中では高水準の還元率です。楽天市場や楽天ペイ、楽天ポイントカードと併用すると、実質的な還元率を高めやすくなります。

そのため「ポイントは貯めたいが年会費は払いたくない」という人に相性の良いカードです。

支払い先を見直したほうがよい人

一方で、毎月の支払いが変更対象に偏っている場合は、支払い先の割り振りを見直す余地があります。具体的には次のようなケースです。

  • 電気・ガス・水道や税金の支払いを楽天カードへ集約している(0.2%)
  • 保険料や携帯電話料金の割合が大きい(0.5%)
  • 海外の店舗や海外事業者のネットサービスでの決済が多い(0.5%+海外事務手数料3.63%)
  • 100円未満の少額決済を1日に何度も行う(切り捨てが発生)

楽天カードを手放す必要はなく、対象の支払いだけを別のカードへ移す方法もあります。楽天市場での買い物は改定の対象外なので、楽天市場用として残す使い分けも選択肢になるでしょう。

判断の材料になるのは改定の件数ではなく、自分の年間支払額のうち対象カテゴリが占める割合です。明細を1年分さかのぼって、どのカテゴリにいくら払っているかを確認してみてください。

楽天カードの還元率に関するよくある質問

楽天カードの還元率に関するよくある質問は、次のとおりです。

  • 楽天カードの改悪はなぜ続いているのか
  • 今後も改悪される可能性はあるのか
  • 楽天キャッシュへのチャージでポイントは貯まるのか
  • 家族カードでも同じ還元率か
  • 楽天カードと楽天ゴールドカードは還元率が違うのか
  • 楽天カードの還元率はどこで確認できるか

よくある疑問を事前に確認しておくと、安心して楽天カードを利用できます。

楽天カードの改悪はなぜ続いている?

楽天カードは変更の理由を公表しない場合が多く、断定できる根拠はありません。ただし、公表されている数少ない説明の一つが、海外事務手数料の改定理由です。

公式は「昨今の海外での事務コストの動向などから」と説明しています。回収事務手数料については「昨今の通信費、郵送費等の事務コストの動向などから」、カードの作り直し手数料については「カード発行費用の高騰・郵送コストの上昇等の動向から」としています。

ポイント進呈条件の変更については理由の記載がありません。推測で語らず、公表された適用日と変更内容だけを確認しましょう。

出典:楽天カード『各種サービスにおける手数料改定および徴収に関する詳細』

今後も改悪される可能性はある?

可能性は残っています。楽天ペイは見合わせの告知で「今後、変更が発生する場合は、改めてお知らせいたします」と書いており、2026年3月の変更案が白紙になったとは書いていません。

楽天カード側も、還元率が異なる利用先について「事前に予告なく追加させていただく場合がございます」と明記しています。カテゴリ自体は変わらなくても、対象の事業者が増えることはあり得ます。

固定費の支払い先を追加したときや、新しいサブスクを契約したときは、対象一覧を見直しておくと取りこぼしを防げるでしょう。

楽天キャッシュへのチャージでポイントは貯まる?

チャージ時にポイントは貯まりません。2024年6月4日より前は楽天カードからのチャージで200円につき1ポイントが進呈されていましたが、現在は廃止されています。

代わりに、楽天キャッシュを使った金額200円につき1ポイントが「楽天キャッシュ利用による獲得ポイント」として進呈されます。ポイントが付くタイミングが、チャージ時から支払い時へ移った形です。

進呈対象になるのは、楽天ペイのコード・QR・セルフ払い、楽天ペイのオンライン決済、楽天証券の楽天キャッシュでの投信積立、楽天市場、楽天ラクマ、楽天トラベルなどです。チャージ分を上乗せした実質還元率の試算を見かけたら、計算の前提が古い可能性を疑いましょう。

出典:楽天キャッシュ『【重要なお知らせ】楽天キャッシュの楽天ポイント進呈ルール変更に関するご案内』

家族カードでも同じ還元率?

楽天カードの家族カードでも、基本還元率1%(100円につき1ポイント)は本カードと同様です。還元率の条件は変わりません。

家族カードは本カード会員の利用枠内で発行され、利用分にも通常と同じポイント付与ルールが適用されます。日常の買い物でもポイントを積み上げやすく、家計管理に活かしやすい点がメリットです。

獲得したポイントは家族カード会員ではなく、本カード会員の楽天ポイント口座に合算されます。なお「家族でポイントおまとめサービス」を使えば、家族間でポイントを移行・共有することも可能です。

出典:楽天カード『家族でポイントおまとめサービス』

楽天カードと楽天ゴールドカードは還元率が違う?

楽天カードと楽天ゴールドカードの基本還元率はどちらも1%で、通常の買い物では差はありません。

以前はゴールドカードに楽天市場でのSPU優遇がありましたが、現在のSPU一覧にゴールドカード専用の倍率はありません。

しかし、ゴールドカードは誕生月のポイント優待やETCカード年会費無料など、還元率以外の付帯特典に違いがあります。ポイント還元率だけを見ると差はほぼないため、特典や利用スタイルに応じて選ぶのが重要です。

楽天カードの還元率はどこで確認できる?

自分のポイント還元率は、楽天カード公式の楽天PointClub(ポイント管理ページ)で把握できます。

楽天PointClubにログインし「ポイント実績を見る」を選択すると、月ごとの獲得ポイントや利用サービス別の履歴が表示されるページです。

獲得ポイント数とカード利用金額を照らし合わせると、実質的な還元率の目安を把握できます。キャンペーン分と通常ポイントの違いも見分けやすく、ポイント管理に役立つページです。

出典:楽天ポイント『楽天PointClub』

まとめ

楽天カードで改悪と呼ばれているのは、基本還元率の引き下げではありません。変わったのは公共料金、保険料、携帯電話料金、海外取引など、支払い先ごとのポイント付与単位です。通常のショッピングは今も100円につき1ポイントのままです。

2026年3月から予定されていた楽天ペイの条件変更は、2026年1月15日に見合わせが発表されました。2026年8月31日最終更新のプログラムページでも「2回以上提示で1.5%」の条件が続いています。変更後の数字を前提にした情報には注意してください。

判断の基準になるのは改定の件数ではなく、自分の支払いのうち対象カテゴリが占める割合です。楽天市場や楽天ペイをよく使うなら影響は小さく、固定費を集約しているなら支払い先の割り振りを見直す価値があるでしょう。

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楽天カードを作るときに「VisaとMastercardのどちらを選べばいいのか」と迷う人は多いのではないでしょうか。楽天カードは、国際ブランドによって基本的な年会費やポイント還元率に違いはありません。 ただし、利用できる店舗や特定のサービス、優待内容などには違いがあります。そのため、利用シーンに合わせて国際ブランドを選ぶことが重要です。 本記事では、楽天カードはVisaとMastercardどっちがいいのかを、両ブランドの特徴や違いをもとにわかりやすく解説します。あわせて目的別の選び方も紹介しますので、楽天カード選びで後悔しないための参考にしてください。
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