SBI新生銀行の金利はいくら?|普通預金と定期預金の適用条件
- 3行要約
①円普通預金は年0.400%でダイヤモンドステージのみ年0.450%
②SBIハイパー預金は年0.550%でSBI証券口座との連携が条件
③2026年10月13日から円普通預金は年0.50%へ改定
SBI新生銀行の金利一覧
SBI新生銀行の円預金は、商品ごとに利率が分かれています。普通預金のなかで利率が高いのはSBIハイパー預金の年0.550%で、円普通預金の年0.400%を0.15ポイント上回ります。
定期預金は預入期間で大きく動きます。パワーダイレクト円定期預金の5年ものが年1.950%、新規口座開設者向けのスタートアップ円定期預金が3ヵ月・1年とも年1.700%という水準でした。
| 預金の種類 | 金利(年・税引前) | 主な条件 |
| SBIハイパー預金 | 0.550% | SBI証券口座との連携 |
| 円普通預金(パワーフレックス) | 0.400% ダイヤモンドステージは0.450% | ステージで差が付く |
| パワー預金 | 0.400% +ボーナス金利 | 2028年1月に取り扱い終了 |
| 2週間満期預金 | 0.400% | 店舗100万円以上/インターネット50万円以上 |
| スタートアップ円定期預金 | 1.700%(3ヵ月・1年) | 新規口座開設者向け・期限あり |
| パワーダイレクト円定期預金30 | 0.500〜1.950% | インターネット限定・30万円以上 |
| パワーダイレクト円定期預金100 | 0.500〜1.950% | インターネット限定・100万円以上 |
| パワーフレックス円定期預金 | 0.500〜1.010% | 1,000円以上 |
金利の確認時点
上の数値は2026年9月24日時点で公式サイトに掲載されていたものです。円普通預金は毎日見直される変動金利のため、申し込む前に最新の数値を確認してください。
税引前と税引後の差
表示されている金利は税引前です。利息には源泉分離課税として国税15.315%と地方税5%がかかり、合計で20.315%が差し引かれます。
公式が示す税引後の金利は、年0.40%で年0.3187%、年0.45%で年0.3585%です。税引後金利は表示位未満がある場合に切り捨てとなります。
普通預金の金利とステージの関係
円普通預金はステップアッププログラムの優遇対象です。ただし金利が上がるのはダイヤモンドステージだけで、スタンダードからプラチナまでの4ステージは同じ年0.400%でした。
| 残高 | スタンダード | シルバー | ゴールド | プラチナ | ダイヤモンド |
| 100万円未満 | 0.400% | 0.400% | 0.400% | 0.400% | 0.450% |
| 100万円以上300万円未満 | 0.400% | 0.400% | 0.400% | 0.400% | 0.450% |
| 300万円以上1,000万円未満 | 0.400% | 0.400% | 0.400% | 0.400% | 0.450% |
| 1,000万円以上 | 0.400% | 0.400% | 0.400% | 0.400% | 0.450% |
残高を増やしても金利は動かない
同じステージであれば、預入残高が100万円未満でも1,000万円以上でも利率は変わりません。金利を動かす要素はステージだけという構造です。
公式も「市場動向やキャンペーン等により、金利の優遇幅が変動、または金利の優遇幅が生じない場合があります」として、優遇が付かない可能性に触れています。ステージを上げること自体が金利上昇を保証するわけではありません。
ダイヤモンドステージの条件
ダイヤモンドステージには、資産額を問わない到達方法があります。SBIハイパー預金を開設するだけで条件を満たせるため、預入総資産2,000万円といった残高条件を使わずにダイヤモンドへ届きます。
| 対象条件 | シルバー | ゴールド | プラチナ | ダイヤモンド |
| SBIハイパー預金の開設 | — | — | — | 開設のみ |
| SBI証券との口座振替契約 | — | — | — | 登録のみ |
| SBI新生コネクトの設定 | — | — | — | 設定のみ |
| U28Zero世代 | — | — | — | 28歳以下は口座開設のみ |
| Bright 60 | — | — | — | 60歳以上は入会のみ |
| お預入総資産の年間判定残高 | 100万円以上 | 500万円以上 | 2,000万円以上 | — |
| 所定の投資商品の年間判定残高 | 10万円以上 | 100万円以上 | 300万円以上 | 2,000万円以上 |
| 総資産と投資商品の組み合わせ | — | 総資産100万円以上かつ投資商品10万円以上 | 総資産500万円以上かつ投資商品10万円以上 | — |
| 住宅ローンの残高 | — | — | 12月末時点で残高あり | — |
| 住宅ローンの新規契約 | — | — | 新規契約 | — |
| 対象商品の取引金額 | — | — | 100万円以上 | 1,000万円以上 |
| ラグジュアリーカードの利用 | — | — | 1回以上 | — |
| 給与振り込みの利用 | 1回以上 | — | — | — |
| 口座自動引き落としの利用 | 6回以上 | — | — | — |
残高で上を目指すなら、ゴールドで預入総資産500万円、プラチナで2,000万円が必要になります。これに対してSBIハイパー預金の開設は金額の条件が付きません。
条件を満たすと翌々月から反映される
通常のステージ判定は1月から12月の取引状況をもとに年1回行われ、結果は翌年2月から翌々年1月まで適用されます。年の途中で条件を満たしても、原則としてすぐには反映されません。
ただし上の表のうち、SBIハイパー預金の開設・SBI証券との口座振替契約・SBI新生コネクトの設定・給与振り込み・口座自動引き落とし・住宅ローンの新規契約・対象商品の取引金額・ラグジュアリーカードの利用は、月末時点で達成すると翌々月からステージが上がります。
SBIハイパー預金は月末最終営業日時点で開設が完了していれば、翌々月の1日からダイヤモンドステージが適用されます。休止した場合は翌々月からステージが下がる仕組みです。
円預金だけではゴールド以上に届かない
ステージ判定には「お預入総資産」と「所定の投資商品」の2つの残高区分があります。円普通預金・SBIハイパー預金・パワー預金・2週間満期預金・円定期預金は総資産にしか算入されません。
投資商品の区分に入るのは外貨預金・仕組預金・投資信託・債券・株式・保険商品などです。ゴールド以上を残高で狙う場合、円預金だけを積み上げても投資商品側の条件を満たせません。
年間判定残高は12ヵ月の各月末残高のうち、低い2ヵ月分を除いた平均額で計算されます。一時的に資金を移すだけでは条件に届きにくい設計です。
給与振り込みでシルバーを狙う場合の注意
給与振り込みは1回以上でシルバーの条件を満たしますが、判定は電文種目で行われます。勤務先から電文種目「給与」で受け取った場合のみ対象で、「振込・振替」で処理されると給与と判断されません。
口座自動引き落としは年初から累積で6回以上が条件です。公共料金やクレジットカード、保険料などの引き落としが対象で、27日の引き落とし金額が1円以上であることが求められます。
SBIハイパー預金の金利と条件
SBIハイパー預金はSBI証券と連携する円預金で、金利は年0.550%です。円普通預金のダイヤモンドステージ(年0.450%)よりも高い水準に設定されています。
SBIハイパー預金の位置づけ
公式は「元本保証・預金保険対象・変動金利」と説明しており、預けた資金がSBI証券の買付余力へ自動で反映されます。証券口座への資金移動を手作業で行わずに済む点が設計の中心です。
変動金利のため、年0.550%という数値は固定されたものではありません。市場動向によって見直される前提で考えてください。
開設するとステージも上がる
SBIハイパー預金には、金利のほかにステージ条件を満たすという役割もあります。開設が完了していれば、資産額にかかわらずダイヤモンドステージが適用されます。
円普通預金の利率もダイヤモンドの年0.450%に切り替わるため、ハイパー預金と円普通預金の両方が底上げされる形になります。ほかの条件でダイヤモンドを満たしている場合は、休止してもステージは維持されます。
出典:SBI新生銀行『円預金の金利一覧』、『ステップアッププログラム』
定期預金の金利
定期預金は商品の選び方で利率が大きく変わります。5年ものはパワーダイレクト円定期預金が年1.950%、パワーフレックス円定期預金が年1.000%と、同じ期間でも倍近い開きがありました。
パワーダイレクト円定期預金
インターネット限定の定期預金で、30万円以上の「30」と100万円以上の「100」があります。利率は両者とも同じで、期間が長いほど高くなる設定です。
| 預入期間 | 金利(年・税引前) |
| 1ヵ月 | 0.500% |
| 3ヵ月 | 0.550% |
| 6ヵ月 | 0.700% |
| 1年 | 1.200% |
| 2年 | 1.200% |
| 3年 | 1.560% |
| 4年 | 1.560% |
| 5年 | 1.950% |
「100」はステップアッププログラムの優遇対象商品ですが、2026年9月24日時点ではスタンダードからダイヤモンドまで全ステージが同率でした。ステージによる上乗せは生じていません。
スタートアップ円定期預金
新規に口座を開いた人が対象の定期預金で、3ヵ月ものと1年ものがどちらも年1.700%です。2026年9月1日から金利が引き上げられました。
預入額は店舗が500万円以上、インターネットが30万円以上です。1年ものの年1.700%はパワーダイレクト円定期預金の年1.200%を上回ります。
申し込める期間には区切りがあり、公式は「口座開設月を含む当初3ヵ月目の月末23時までご利用いただけます」と定めています。口座を開いたあと放置すると使えなくなる点に注意してください。
パワーフレックス円定期預金
1,000円から預けられる定期預金で、500万円以上ならステップアッププログラムの優遇対象になります。ただし優遇幅は小さく、1年ものでスタンダード年0.500%に対しプラチナ・ダイヤモンドが年0.510%でした。
| 預入期間 | スタンダード | ダイヤモンド(500万円以上) |
| 1ヵ月〜6ヵ月 | 0.500% | 0.500% |
| 1年 | 0.500% | 0.510% |
| 2年 | 0.650% | 0.660% |
| 3年 | 0.800% | 0.810% |
| 4年 | 0.900% | 0.910% |
| 5年 | 1.000% | 1.010% |
円定期預金の優遇後金利が適用されるのは、1口500万円以上のパワーフレックス円定期預金の1年ものから5年もの、および1口100万円以上のパワーダイレクト円定期預金100に限られます。パワーダイレクト円定期預金30は優遇の対象外です。
2週間満期預金
預入期間が2週間の定期預金で、金利は年0.400%です。預入額は店舗が100万円以上、インターネットが50万円以上となっています。
出典:SBI新生銀行『円預金の金利一覧』、『ステップアッププログラム』
預ける金額ごとの利息
金利の差が金額でどれくらいになるのかを、税引前の年間利息で並べました。100万円を1年置いた場合、円普通預金の4,000円に対してスタートアップ円定期預金は17,000円という開きになります。
| 預金の種類(年利) | 100万円 | 300万円 | 500万円 |
| 円普通預金(0.400%) | 4,000円 | 12,000円 | 20,000円 |
| 円普通預金ダイヤモンド(0.450%) | 4,500円 | 13,500円 | 22,500円 |
| SBIハイパー預金(0.550%) | 5,500円 | 16,500円 | 27,500円 |
| パワーダイレクト円定期1年(1.200%) | 12,000円 | 36,000円 | 60,000円 |
| スタートアップ円定期(1.700%) | 17,000円 | 51,000円 | 85,000円 |
| パワーダイレクト円定期5年(1.950%) | 19,500円 | 58,500円 | 97,500円 |
いずれも元本に年利を掛けた税引前の金額で、ここから20.315%の税金が差し引かれます。実際の受取額は表の数値の約8割と考えてください。
普通預金とハイパー預金の差は100万円で年1,500円です。一方で定期預金に移すと同じ100万円で1万円以上動くため、当面使わない資金があるかどうかが判断の分かれ目になるでしょう。
2026年10月13日の金利改定
SBI新生銀行は2026年9月18日に、個人向け円普通預金の金利引き上げを発表しました。改定日は2026年10月13日で、日本銀行による政策金利の利上げに伴う市場金利の変動を理由に挙げています。
| 対象 | 改定前 | 改定後 |
| 円普通預金 (スタンダード〜プラチナ) | 年0.40% 税引後 年0.3187% | 年0.50% 税引後 年0.3984% |
| 円普通預金 ダイヤモンドステージ | 年0.45% 税引後 年0.3585% | 年0.55% 税引後 年0.4382% |
改定後のダイヤモンドステージは年0.55%となり、SBIハイパー預金の年0.550%と並びます。改定前に付いていた0.15ポイントの差は縮まる計算です。
実施中のキャンペーン
60歳以上の会員向けサービス「Bright 60」には、店頭・新規資金限定の3ヵ月もの円定期預金キャンペーンがあります。1,000万円以上3,000万円までで年2.2%、税引後で年1.7530%という水準でした。
これより少額の預入額にも別の利率が設定されています。金額帯ごとに条件が変わるため、申し込む前に店頭で確認してください。
出典:SBI新生銀行『個人のお客さま向け円普通預金の金利改定について』、『円預金の金利一覧』
ステージで変わる金利以外の優遇
ステップアッププログラムの優遇は金利だけではありません。為替手数料と外国送金の受取手数料にもステージごとの扱いがあります。
為替手数料の優遇
ダイヤモンド・プラチナ・ゴールド・シルバーの各ステージでは、円から外貨、外貨から円への交換が優遇の対象です。外貨間の交換や、口座解約に合わせて外貨預金残高を円に振り替える場合は対象になりません。
市場の休場日に注文が急増した場合や急激な市場変動があった場合は、通常と異なる為替手数料が適用されることがあります。このときはステージにかかわらず一律の手数料となり、優遇は適用されません。
外国送金の受取手数料
入金時点でダイヤモンド・プラチナ・ゴールド・シルバーのいずれかであれば、外国送金の受取手数料がキャッシュバックの対象になります。金額はステージを問わず一律2,000円です。
受取手数料を送金依頼人が負担する場合は、そもそも引き落としが発生しないためキャッシュバックの対象外となります。キャッシュバックは送金入金の翌月末までに円普通預金口座へ入金される流れです。
自分のステージの確認方法
ステージはパソコンとスマートフォンから24時間確認できます。パソコンはログイン直後の画面、スマートフォンはログイン直後の画面の下方に表示される仕組みです。
利用前に確認したい点
金利の高さだけで判断すると、取り扱いが終わる商品や期限付きの商品を選んでしまう場合があります。終了が決まっている預金が2つある点は先に押さえておきたいところです。
取り扱いが終了する預金
パワー預金は2028年1月に取り扱いを終了します。通常金利は全ステージで年0.400%と、円普通預金と同じ水準でした。
これに3ヵ月毎のボーナス金利年0.010%と、1年毎のボーナス金利年0.020%が加わる設計です。合計しても円普通預金との差はわずかで、終了予定を踏まえると新たに選ぶ理由は乏しいでしょう。
パワーフレックス大口定期預金はすでに販売を終了しています。過去の記事や比較サイトに残っている場合があるので、現在申し込める商品かどうかを確認してください。
2週間満期預金は普通預金と同率
2週間満期預金の金利は年0.400%で、円普通預金と同じ水準です。資金を2週間拘束しても利率は変わらないため、金利を目的に選ぶ商品ではありません。
預入額もインターネットで50万円以上と下限があります。短期で置くだけなら円普通預金、少しでも利率を上げたいならSBIハイパー預金が比較対象になるでしょう。
満期後は普通預金の利率に戻る
円定期預金は満期日以降、円普通預金の店頭表示金利が適用されます。5年もので年1.950%だった資金も、満期を過ぎて放置すれば普通預金の水準まで下がります。
預金保険の範囲
円定期預金は預金保険の対象で、同行に預けたほかの定額保護預金と合算して元本1,000万円までとその利息が保護されます。1,000万円を超える資金は保護の範囲外となる点に注意してください。
満期前に解約した場合
円定期預金を途中で解約すると、所定の中途解約利率が適用されます。ただし公式は「当初預入元本を下回ることはありません」としており、元本割れは起こらない設計です。
5年もののように期間が長い商品ほど、途中で引き出す可能性を先に見ておく必要があります。使う予定のある資金は短い期間の商品に分けるほうが扱いやすいでしょう。
定期預金を担保にした借り入れ
定期預金を解約せずに資金が必要になった場合、当座貸越という選択肢があります。金利は年1.880%で、限度額は担保定期預金合計額の90%もしくは500万円のいずれか低い金額です。
出典:SBI新生銀行『円預金の金利一覧』、『ステップアッププログラム』
よくある質問
SBI証券の口座がなくても高金利になる?
SBIハイパー預金はSBI証券と連携する預金のため、証券口座なしでは利用できません。証券口座を使わない場合の円普通預金は年0.400%が基準となります。
28歳以下でもダイヤモンドステージ?
28歳以下は取引状況にかかわらずダイヤモンドステージが適用されます。適用は29歳を迎える誕生月の翌月までで、翌々月からステージが下がる扱いです。
金利はいつ変わる?
円普通預金は毎日見直される変動金利です。定期預金についても、市場動向により適用金利の変更や取り扱いの中止が起こり得ます。
ステージが上がると手数料も変わる?
シルバー以上のステージでは為替手数料の優遇があり、円から外貨、外貨から円への交換が対象です。外国送金の受取手数料については、対象となる場合に一律2,000円がキャッシュバックされます。
まとめ
SBI新生銀行の金利は、預金の種類とステージの2つで決まります。円普通預金は年0.400%が基準で、上乗せが付くのはダイヤモンドステージの年0.450%だけでした。
そのダイヤモンドステージは、SBIハイパー預金の開設だけで到達できます。資産2,000万円といった残高条件を使わずに届くため、証券口座を持っている人にとっては現実的な選択肢です。
定期預金は商品選びの差が大きく出ます。新規口座ならスタートアップ円定期預金の年1.700%、長期で置くならパワーダイレクト円定期預金の5年もの年1.950%が基準になるでしょう。
2026年10月13日には円普通預金が年0.50%へ引き上げられます。改定後はダイヤモンドステージが年0.55%となり、SBIハイパー預金と並ぶ点も判断材料に加えてください。
金利ではなく手数料で選びたい場合は、PayPay銀行の手数料が比較対象になります。ネット銀行をもう1行検討するならPayPay銀行のメリットとデメリットもあわせて読んでみてください。




