楽天カードでプライオリティパスは使える?|対象はプレミアムとブラック

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楽天カードでプライオリティ・パスを使おうとすると、対象カードの条件で行き止まりになります。

付くのは楽天プレミアムカードと楽天ブラックカードだけで、年会費永年無料の楽天カードと楽天ゴールドカードには付きません。さらに2025年1月から、楽天プレミアムカードは本人が年5回までという上限に変わりました。

対象カードの一覧、現行の回数と料金、改定で変わった3点、他社カードとの比較まで公式情報でまとめています。

3行要約

①プライオリティ・パス付帯は楽天プレミアムカードと楽天ブラックカードの2券種限定
②楽天プレミアムカードは2025年1月15日から本人年5回まで無料、同伴者は1回US35$
③回数制限なしと公式に明記があるのは楽天ブラックカードと三井住友カード プラチナ

目次

楽天カードのプライオリティパス対象カード

プライオリティ・パスを申し込めるのは、楽天プレミアムカードと楽天ブラックカードの2券種だけです。楽天カードの案内ページがこの2枚を名指ししています。

年会費永年無料の楽天カードと、年会費2,200円(税込み)の楽天ゴールドカードは対象に入りません。招待コードの発行画面まで進んでも、この2券種では手続きが始まりません。

まずは楽天カード4券種の空港ラウンジ特典を、同じ表で見比べてください。

カード名年会費(税込み)プライオリティ・パス国内空港ラウンジ家族カードの扱い公式サイト
楽天カード永年無料対象外対象外https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-card/
楽天ゴールドカード2,200円対象外年2回まで無料https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-gold-card/
楽天プレミアムカード11,000円本人は年5回まで無料
6回目以降は1回US35$
回数制限なし対象外https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-premium-card/
楽天ブラックカード33,000円
(申し込み条件あり)
本人は無料
回数制限なし
回数制限なし対象外https://www.rakuten-card.co.jp/card/

プライオリティ・パスで入れるのは世界1,400カ所以上の空港ラウンジで、この数は2025年1月時点の公表値になります。

楽天ゴールドカードは対象外

楽天ゴールドカードに付くのは国内空港ラウンジの年2回無料で、プライオリティ・パスとは別のサービスです。

この特典は当日の航空券か半券をカードと一緒に提示して使う仕組みで、回数も年2回で区切られています。楽天プレミアムカードと楽天ブラックカードなら同じ国内ラウンジが回数制限なしで使えます。

海外の空港ラウンジについては、楽天ゴールドカードに特典がありません。年会費2,200円(税込み)と11,000円(税込み)の境目で、プライオリティ・パスの有無が切り替わる設計になっています。

ゴールドで使えると誤解される理由

楽天カードの各カードページには「カードの付帯サービスを比較する」という共通の表が置かれ、その脚注にプライオリティ・パスの説明文が入っています

この脚注は楽天ゴールドカードのページにも、年会費永年無料の楽天カードのページにも、同じ文面で表示されます。開いたページに説明があるため、自分のカードでも使えると読み違えやすい構造です。

ただし比較表の「海外空港ラウンジ」の行を見ると、値が入るのは楽天プレミアムカードと楽天ブラックカードの2列だけです。楽天カードと楽天ゴールドカードの列は「-」のままになります。

脚注は「この表に出てくるサービスの説明」であって、そのページのカードに付く特典の説明ではありません。判断の基準は脚注ではなく、表の行と列が交わるセルに置いてください。

家族カードは対象外

楽天プレミアムカードの家族カードでは、プライオリティ・パスを申し込めません。改定を告知した楽天カードのお知らせが「本サービスは、家族カードは対象外となります」と明示しています。

つまり家族が自分の会員証を持ってラウンジに入る形は取れません。同行する家族は同伴者の扱いになり、後述する同伴者料金がかかります。

通常の楽天カードに空港ラウンジ特典なし

年会費永年無料の楽天カードには、国内と海外のどちらにも空港ラウンジの無料特典が付いていません。比較表でも国内空港ラウンジ・海外空港ラウンジの両方が「-」です。

ラウンジ目的で楽天のカードを選ぶなら、年会費11,000円(税込み)の楽天プレミアムカードが実質的な入口になります。

出典:楽天カード『プライオリティ・パス』

楽天プレミアムカードのプライオリティパス条件

楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスは、本人が年間5回まで無料で、6回目以降は1回あたりUS35$の請求です。同伴者には無料枠がありません。

同じ楽天でも楽天ブラックカードは条件が違います。2券種の現行条件を並べると次のようになります。

区分本人の無料回数超過時の料金同伴者の料金対象施設
楽天プレミアムカード年間5回まで無料6回目以降は1回あたりUS35$1人1回あたりUS35$(無料枠なし)国内・国外の「ラウンジ」のみ
楽天ブラックカード無料(回数制限なし)2名まで無料
3名以降は1人US35$
国内・国外の「ラウンジ」のみ

この料金は2025年1月15日時点の水準で、運営元のPriority Pass(A.P.)Limited社から変更の告知が出る可能性があります。

本人は年5回まで無料

楽天プレミアムカードの本会員は、年間5回までラウンジを無料で使えます。6回目からは1回あたりUS35$が請求されます。

請求先は、プライオリティ・パスの会員登録時に設定したクレジットカードです。登録できるのは手元の楽天ブラックカードか楽天プレミアムカードに限られます。

同伴者は1回あたりUS35$

同伴者は1人1回あたりUS35$で、無料になる枠はありません。夫婦2人でラウンジに入れば、本人の1回分に加えて同伴者のUS35$がかかる計算です。

楽天ブラックカードなら同伴者は2名まで無料で、3名以降が1人US35$になります。家族連れで使う前提なら、この差は年会費の差より大きく響くでしょう。

回数のカウントは会員証の発行日から1年

無料5回の起算日は、デジタル会員証の発行日です。カード年会費の年度でも、暦年でもありません。

たとえば会員証を7月に発行したなら、翌年6月までが1年目の枠になります。年末に使い切ったと思い込んで枠を余らせる取り違えが起きやすいところです。

国内のラウンジ利用も回数に入る

カウント対象は、デジタル会員証を提示して入ったすべての施設です。国内・国外のどちらの利用も同じ5回の枠から減ります

羽田や成田の国内線ターミナルでプライオリティ・パス対応ラウンジに入った分も、海外の空港と同じ扱いになります。国内出張が多い人ほど枠の減りが早くなるでしょう。

一方、カード会社が用意する国内空港ラウンジのサービスは別枠です。こちらは楽天プレミアムカードと当日の航空券を提示して使う仕組みで、回数制限がありません。

楽天ブラックカードとの違い

楽天ブラックカードは年会費33,000円(税込み)で、申し込みには楽天カードが定める条件を満たす必要があります。誰でも申し込める券種ではありません。

プライオリティ・パスの条件だけを見れば、本人の回数制限なしと同伴者2名まで無料の2点が楽天プレミアムカードとの差です。年会費は11,000円(税込み)と33,000円(税込み)で開きがあります。

出典:楽天カード『プライオリティ・パス』

プライオリティパスの改定内容と時期

「改悪」という言葉で語られる2025年1月の変更は、サービスの廃止ではなく3点の条件変更でした。楽天カードは廃止の告知を出していません。

2025年1月に変わった3点

変更されたのは、会員証の形式・無料回数の上限・対象施設の範囲の3点です。実施日は会員証と回数が2025年1月15日10:00、施設の範囲が2025年1月2日でした。無料回数の変更に合わせて、料金の請求通貨もUSドル建てに切り替わっています。

変更点改定前改定後実施日
会員証の形式プライオリティ・パス メンバーズシップカードデジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)2025年1月15日10:00
本人の無料回数(楽天プレミアムカード)回数の上限なし年間5回まで
6回目以降は1回US35$
2025年1月15日10:00
対象施設国内・国外のすべての提携施設国内・国外の「ラウンジ」施設2025年1月2日
料金の請求通貨USドル建て2025年1月15日10:00

廃止ではなく回数の上限化

楽天プレミアムカードの特典そのものは続いています。変わったのは無料で入れる回数で、上限なしから年間5回へという形の変更でした。

楽天ブラックカードは回数の制限なく無料のままです。同じ改定でも、2券種で扱いが分かれた点は押さえておいてください。

年5回を超えても入れなくなるわけではありません。6回目以降はUS35$の自己負担に切り替わるだけで、ラウンジ自体は使えます。

食事や休憩の施設は対象外

2025年1月2日からは、無料で入れる施設が国内・国外の「ラウンジ」だけに絞られました。「お食事」「リフレッシュ」「ご休憩」に分類される施設は対象外です。

「お食事」に分類される空港内の施設を無料で使う方法は、この変更でできなくなりました。施設の分類はプライオリティ・パスのアプリまたはWebサイトのラウンジ情報で確認できます。

この絞り込みは楽天だけの措置ではありません。三井住友カード プラチナも2025年4月1日から国内の対象を空港ラウンジのみとし、レストランを外しました。

JCBのプレミアムカードでも、国内の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」に該当する施設は使えません。発行会社をまたいで同じ方向の制限がかかっている状況です。

デジタル会員証への切り替え

2025年1月15日10:00から、会員証はプラスチックのメンバーズシップカードからアプリのデジタル会員証に変わりました。

メンバーズシップカードの申し込みは2025年1月15日9:59で締め切られ、利用は有効期限にかかわらず2025年2月28日で終わっています。今から申し込む場合はデジタル会員証だけが選択肢です。

請求はUSドル建て

6回目以降の料金と同伴者料金はUSドル建てで請求されます。明細には「Priority Pass A.P.」という名称で載ります。

円換算には各国際ブランドの決済為替レートが適用され、別途で海外事務手数料もかかります。US35$の表示額がそのまま請求額になるわけではない点に注意してください。

出典:楽天カード『付帯サービス「プライオリティ・パス」のサービス内容変更について』三井住友カード『海外空港ラウンジサービス「プライオリティ・パス」』JCB『プライオリティ・パス』

年会費11,000円の元が取れる回数

判断の材料になるのは、楽天カードが公式ページに書いているプライオリティ・パス本体の価格です。スタンダードプランは年会費US99$で、1回利用当たりUS35$と明示されています。

この2つの値だけで、個人契約と楽天プレミアムカードの負担を並べられます。以下は米ドル建てのまま計算した金額です。

年間のラウンジ利用回数スタンダードプランを個人契約した場合楽天プレミアムカード会員の追加負担
0回US99$なし
1回US134$なし
3回US204$なし
5回US274$なし
6回US309$US35$
8回US379$US105$

楽天カードは為替について「2025年1月19日時点US1$=157.77円換算」という条件付きの記載を置いています。現在のレートは日々動くため、円建ての断定はできません。

年5回を使い切った場合の負担

本人が年5回まで使い切っても、ラウンジ側の追加負担はありません。かかるのは年会費11,000円(税込み)だけになります。

同じ5回をスタンダードプランの個人契約でまかなうと、年会費US99$に1回US35$を5回分足してUS274$です。年5回を実際に使い切れるかどうかが、判断の分かれ目になるでしょう。

逆に年1回や2回しか空港に行かないなら、ラウンジ目的だけで年会費11,000円を払う理由は薄くなります。ポイント還元やトラベルデスクなど、ほかの特典と合わせて考えてください。

プライオリティパス本体の年会費との比較

プライオリティ・パスには会員グレードがあり、カード会社ごとに付与されるグレードが違います。楽天カードが例示しているのはスタンダードプランです。

上位のプレステージプランは通常年会費469米ドルという水準で、クレディセゾンが自社の案内にこの金額を挙げています。ラグジュアリーカードも「プレステージランク」を付与する券種です。

ただし実際の自己負担を決めるのは、グレードの名前ではなく発行会社が設定した無料回数と同伴者料金です。グレード表記だけで比べないでください。

国内空港ラウンジ特典との併用

楽天プレミアムカードには、プライオリティ・パスとは別に国内空港ラウンジの無料サービスが付きます。こちらは回数制限がありません。

楽天カードは金額の目安として、羽田空港ラウンジの利用料1,320円という数字を挙げています。国内線の利用が中心なら、この特典だけでも年会費の一部を戻せる計算です。

楽天ゴールドカードの同じ特典は年2回までです。国内線の搭乗が年3回を超えるなら、この点でも楽天プレミアムカードとの差が出てきます。

出典:楽天カード『楽天プレミアムカード』クレディセゾン『セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード』

プライオリティパスの申し込み手順

楽天プレミアムカードが手元にあっても、プライオリティ・パスは自動では発行されません。楽天e-NAVIから別に手続きが必要です。

公式が示す流れは4ステップで、招待コードの取得から始まります。

  1. 楽天e-NAVIにログインし、招待コードを受け取る
  2. プライオリティ・パス公式サイトで申し込む(招待コードの入力が必要)
  3. プライオリティ・パスアプリをダウンロードする
  4. アプリを起動し、申込時に作成したユーザ名とパスワードでログインする

楽天e-NAVIで招待コードを受け取る

最初の作業は楽天e-NAVIでの招待コードの取得です。このコードがないとプライオリティ・パス公式サイトでの申し込みが進みません。

楽天e-NAVIは楽天カード会員向けのオンラインサービスで、カード番号と楽天会員のIDでログインします。デジタル会員証の申し込み窓口もここに置かれています。

デジタル会員証の発行とアプリのログイン

申し込みが済むとデジタル会員証は即時に発行されます。ただし手元のアプリに反映されるまでには5〜10営業日かかる場合があります。

出発直前に手続きすると搭乗日に間に合わない可能性があるので、旅程が決まった時点で先に申し込んでおいてください。アプリのダウンロードとログインまで済ませておくと確実でしょう。

ラウンジでのQRコード提示

ラウンジの受付では、アプリの「カード」からQRコードを表示してスタッフに見せます。プラスチックの会員証を出す手順ではありません。

同じアプリからラウンジ情報や利用履歴も確認できます。残りの無料回数を把握したいときは、この履歴が基準になるでしょう。

更新と問い合わせ先

2025年1月15日10:00以降、施設の利用に関する問い合わせは運営元のPriority Pass(A.P.)Limited社が受け付けます。楽天カードの窓口では対応していません。

電話番号は03-4431-3321で、対応時間は平日9時30分から20時までです。日本語に対応しますが、香港の祝日は休みになります。

問い合わせフォームを使う場合は、登録したクレジットカード番号の下4桁とプライオリティ・パスの会員番号が必要です。更新や有効期限の扱いも、この窓口で確認してください。

出典:楽天カード『プライオリティ・パス』

プライオリティパスが使える他のカード

年5回の枠で足りるかどうかが、楽天プレミアムカードを選ぶかの分岐点になります。足りないなら、本人の回数制限がないカードが候補に入ってきます。

公式ページでプライオリティ・パスの条件を確認できたカードを、年会費と無料回数で並べました。

カード名発行会社年会費(税込)本人の無料回数同伴者の料金公式サイト
楽天プレミアムカード楽天カード11,000円年5回まで1人1回US35$https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-premium-card/
楽天ブラックカード楽天カード33,000円回数制限なし2名まで無料
3名以降1人US35$
https://www.rakuten-card.co.jp/card/
UCプラチナカードユーシーカード16,500円年6回まで公式に記載なしhttps://www2.uccard.co.jp/uc/platinum/
JCBプラチナジェーシービー27,500円無料
(回数の記載なし)
1名につき2,200円https://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/platinum.html
JCBザ・クラスジェーシービー招待制無料
(回数の記載なし)
1名まで無料
2名以上は1名2,200円
https://www.jcb.co.jp/premium/service/detail/priority-pass.html
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードクレディセゾン33,000円無料
(回数の記載なし)
1人35米ドルhttps://www.saisoncard.co.jp/amex/platinum/
三井住友カード プラチナ三井住友カード55,000円回数制限なし1名につき35米ドルhttps://www.smbc-card.com/nyukai/platinum/brand/service/priority_pass.jsp?brand=proper
ラグジュアリーカードラグジュアリーカード55,000円〜220,000円回数制限なし1人35USDhttps://www.luxurycard.co.jp/travel/

本人の利用が無料になるカード

本人の利用に回数制限なしと公式ページで明記しているのは、三井住友カード プラチナとラグジュアリーカードです。楽天では楽天ブラックカードが同じ扱いになります。

三井住友カード プラチナは、改定後も本人の利用が回数制限なく無料のままです。年会費は本会員55,000円(税込)で、家族会員は無料になります。

国際ブランドはVisaとMastercardから選べます。同伴者は1名につき35米ドル(2025年12月時点の金額)で、同伴者向けの無料枠はありません。

JCBプラチナは年会費27,500円(税込)で、本人のラウンジ利用が無料です。ただし公式ページに無料回数の記載がないため、上限の有無は申し込み前にJCBへ確認してください。

同伴者は1名につき2,200円(税込)で、米ドルではなく円建ての設定になっています。為替の影響を受けない点が判断材料になるでしょう。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードは年会費33,000円(税込)で、上位のプレステージプランが無料で付きます。こちらも本人の無料回数は公式ページに記載がありません。

ビジネス版は初年度無料で、次年度以降が33,000円(税込)です。

ラグジュアリーカードは年間の利用回数制限なしでプレステージランクを付与します。年会費は券種によって55,000円から220,000円(税込)まで幅があります。

出典:三井住友カード『三井住友カード プラチナ 基本情報』JCB『JCBプラチナ』ラグジュアリーカード『トラベル』

同伴者の負担が軽いカード

同伴者を無料にできる券種は限られます。楽天ブラックカードの同伴者2名まで無料は、その中でも枠が広い条件です。

JCBザ・クラスは同伴者1名まで無料で、2名以上は1名につき2,200円(税込)になります。ただしこれはJCB独自のサービスのため、ラウンジ側では案内されません。

同伴者無料の設定がないラウンジでは、この1名無料が適用されない点にも注意してください。ラウンジごとの条件は事前に確認が要ります。

なお家族カードの扱いは発行会社で分かれます。JCBのプレミアムカードは家族会員が会員カードを発行できず、UCプラチナカードは家族会員にもプライオリティ・パスが付きます。

出典:JCB『プライオリティ・パス』ユーシーカード『UCプラチナカード』

年会費を抑える場合の考え方

年会費の水準で見ると、楽天プレミアムカードの11,000円(税込み)とUCプラチナカードの16,500円(税込)が今回の比較では低い位置にあります。

UCプラチナカードはプライオリティ・パスが年6回まで無料で、楽天プレミアムカードより1回多い設定です。家族カードは1枚あたり3,300円(税込)で、家族会員にもプライオリティ・パスが付きます。

年会費を抑えたいなら回数に上限のある券種、回数を優先するなら上限のない券種という分け方になります。どちらが適しているかは年間の渡航回数で決めてください。

なお本記事で扱ったのは、公式ページで条件を確認できた券種だけです。カードの優劣ではなく、公開されている条件の違いとして読んでください。

出典:ユーシーカード『UCプラチナカード』

プライオリティパス付帯カードの選び方診断

ここまでの条件を、年間の渡航回数・同伴者の有無・年会費の許容額の3点で整理したのが次の診断です。4つの設問に答えると、診断で扱う6券種のうち条件が近い1枚が表示されます。

判定に使っているのは公式サイトで確認できた無料回数・同伴者料金・年会費だけで、提携の有無は関係ありません。結果は候補の絞り込みに使い、申し込み前にはそれぞれの公式サイトで条件を確認してください。

楽天カードのプライオリティパスのよくある質問

楽天のクレジットカードで無料か

楽天プレミアムカードなら本人は年5回まで無料、楽天ブラックカードなら回数制限なく無料です。申し込み自体に追加の費用はかかりません。

楽天のプライオリティパスは廃止されるのか

廃止の告知は出ていません。2025年1月に変わったのは会員証の形式・無料回数・対象施設の3点で、サービス自体は続いています。

年会費はいくらか

楽天プレミアムカードの年会費は11,000円(税込み)で、この中にプライオリティ・パスの発行費用が含まれます。楽天ブラックカードは33,000円(税込み)です。

改悪はいつからか

対象施設の限定は2025年1月2日から、会員証のデジタル化と年5回の上限は2025年1月15日10:00からです。実施日が2段階に分かれている点が分かりにくいところでしょう。

楽天ゴールドカードで空港ラウンジは使えるか

国内空港ラウンジなら年2回まで無料で使えます。当日の航空券か半券をカードと一緒に提示してください。海外のプライオリティ・パスは対象外です。

家族カードでも使えるか

家族カードは対象外で、家族名義の会員証は発行できません。同行する家族は同伴者としてUS35$がかかります。

同伴者を無料にする方法はあるか

楽天プレミアムカードには同伴者の無料枠がありません。同伴者を無料にしたい場合は、楽天ブラックカードやJCBザ・クラスのように無料枠を持つ券種を選ぶ形になります。

国内の利用も回数に数えられるか

数えられます。デジタル会員証を提示して入った施設は国内・国外を問わずカウント対象で、同じ年5回の枠から減ります。

まとめ

プライオリティ・パスが付くのは楽天プレミアムカードと楽天ブラックカードの2券種で、年会費永年無料の楽天カードと楽天ゴールドカードは対象外です。ゴールドに付くのは国内空港ラウンジの年2回無料になります。

楽天プレミアムカードの現行条件は、本人が年5回まで無料で6回目以降が1回US35$、同伴者は無料枠なしで1回US35$です。回数のカウントはデジタル会員証の発行日から1年で、国内の利用も同じ枠から減ります。

判断の基準は年間の渡航回数と同伴者の有無の2点でしょう。年5回に収まり1人で使うなら年会費11,000円(税込み)で足り、回数や同伴者で足りないなら回数制限のない券種を検討してください。

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