国民年金のクレジットカード払いはどれがお得?ポイント還元率を比較
国民年金保険料をクレジットカードで納めると、還元率に応じてポイントが貯まります。ただし三井住友カードのように、国民年金を付与対象外としている発行会社もあります。
令和8年度の保険料は月17,920円、年215,040円です。還元率1.2%なら年2,580円分が付き、対象外のカードならゼロという差が生まれます。
公式サイトで付与可否を確認できた3枚を比較し、前納割引とポイント還元のどちらが得かを令和8年度の実額で計算します。
- 3行要約
①令和8年度の保険料は月17,920円、還元率1.2%なら年2,580円分のポイント
②三井住友カードは国民年金がポイント付与も年間利用額の集計も対象外
③クレカ2年前納は口座振替より1,360円高いが1.2%還元で実質3,662円の得
国民年金のクレジットカード払いで生じる差額
国民年金保険料をクレジットカードで納めると、そのカードの還元率に応じてポイントが貯まります。ただしどのカードでも貯まるわけではありません。
令和8年度の保険料は月額17,920円です。1年分をまとめると215,040円になり、還元率1.2%のカードなら2,580円分、還元率0.5%なら1,075円分のポイントが付きます。
三井住友カードのように、国民年金保険料をポイント付与の対象外としている発行会社も存在します。同じ215,040円を払っても、カード選びを誤ると還元はゼロになってしまうでしょう。
令和8年度の保険料は月17,920円
日本年金機構が公表している令和8年度の国民年金保険料は、毎月納付で17,920円です。年額に直すと215,040円になります。
この金額は所得や年齢にかかわらず定額で、第1号被保険者であれば全員が同じ額を納めます。学生納付特例や免除を受けている場合を除き、支払う総額に個人差はありません。
還元率別に見た年間ポイントの差
年額215,040円を1年分まとめて支払った場合、還元率ごとに受け取れるポイントは次のとおりです。
| 還元率 | 年間の獲得ポイント | 2年間の累計 |
| 1.2% | 2,580円分 | 5,160円分 |
| 1.0% | 2,150円分 | 4,300円分 |
| 0.5% | 1,075円分 | 2,150円分 |
| 対象外 | 0円分 | 0円分 |
還元率1.2%と対象外のカードでは、年間2,580円分の差が生まれます。2年間なら5,000円を超える差になるため、納付方法を決める前にカードの対象可否を確認しておきたいところです。
国民年金でポイントが貯まるクレジットカード比較
発行会社の公式サイトで国民年金保険料の扱いを確認できたカードを掲載します。公式に記載がないカードは付与されるかどうかを断定できないため、比較の対象から外しました。
| カード名 | 発行会社 | 年会費 | 国際ブランド | ポイント還元率 | 追加カード | 公式サイト |
| リクルートカード | リクルート | 永年無料 | Visa/Mastercard/JCB | 1.2% | 家族カード無料 | 公式サイト |
| JCB カード W | JCB | 永年無料 | JCB | 200円につき2ポイント | 家族カード無料 | 公式サイト |
| VIASOカード | 三菱UFJニコス | 本人・家族とも無料 | Mastercard | 1,000円につき5ポイント | ETCは発行手数料1,100円 | 公式サイト |
リクルートカード
年会費無料のカードのなかで基本還元率が高く、国民年金の支払いに向く1枚です。
| 年会費 | 永年無料 |
| 基本還元率 | 1.2% |
| 年215,040円での還元 | 2,580円分 |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
| 家族カード | 無料 |
| 国民年金の扱い | ポイント加算対象外の一覧に記載なし |
公式サイトは基本還元率を1.2%と案内しており、10,000円の利用で120円分のポイントが還元されます。ポイント加算の対象外となる利用は年会費やキャッシング、電子マネーチャージなど8項目です。
この一覧に国民年金保険料・税金・公共料金は含まれていません。8項目のうち国民年金に関係しそうなものは存在せず、通常の買い物と同じ扱いになると読めます。
年会費は永年無料で、家族カードも無料で追加できます。国際ブランドはVisa・Mastercard・JCBから選べるため、Visaブランドを指定したい場合にも対応できるでしょう。
向いているのは次のような人です。
- 年会費をかけずに還元率を優先したい人
- 国民年金以外の固定費も1枚にまとめたい人
- 国際ブランドをVisaで揃えたい人
JCB カード W
国民年金保険料がポイント付与の対象だと発行会社が公式に明記している、数少ないカードです。
| 年会費 | 永年無料 |
| 申込資格 | 18〜39歳入会限定 |
| ポイント付与単位 | 200円(税込)につき2ポイント |
| ポイント名称 | J-POINT |
| 家族カード | 無料 |
| 国民年金の扱い | ポイント付与対象と公式が明記 |
JCBカードは国民年金保険料の支払いもポイント付与の対象です。付与単位は200円につき2ポイントで、通常のJCBカードの2倍になります。
注意したいのは申込資格で、18〜39歳入会限定という条件が付きます。40歳以降に新規で申し込むことはできません。年会費は永年無料で、家族カードとQUICPayカードの追加も無料です。
貯まるポイントの名称は、従来の「Oki Dokiポイント」から「J-POINT」へ変わりました。他社の解説記事には旧称のまま残っているものがあるので、公式の表記と照らし合わせてください。
向いているのは次のような人です。
- 39歳以下で1枚目のカードを選んでいる人
- 国民年金が対象だと公式に確認できたカードを持ちたい人
- QUICPayをよく使う人
VIASOカード
貯めたポイントの使い道を考えたくない人に向く、オートキャッシュバック型のカードです。
| 年会費 | 本人会員・家族会員とも無料 |
| ポイント付与単位 | 1,000円につき5ポイント |
| 還元方法 | 1ポイント1円でオートキャッシュバック |
| 国際ブランド | Mastercard |
| ETCカード | 新規発行手数料1,100円(消費税込) |
ショッピング利用代金1,000円で5ポイントが貯まり、貯まったポイントは1ポイント1円でオートキャッシュバックされます。ポイント交換の手続きが不要なため、失効を気にせずに済むのが特徴といえるでしょう。
年会費は本人会員・家族会員とも無料です。ただしETCカードには新規発行手数料1,100円(消費税込)がかかります。国際ブランドはMastercardのみです。
向いているのは次のような人です。
- ポイントの交換手続きを省きたい人
- 年会費をかけずに現金還元で受け取りたい人
- Mastercardブランドで問題ない人
国民年金がポイント対象外になるクレジットカード
還元率が高いカードを選んでも、発行会社が国民年金保険料を対象外にしていればポイントは付きません。ここが国民年金のクレジットカード払いで見落とされやすい部分です。
三井住友カードはポイント付与も年間利用額の集計も対象外
三井住友カードは国民年金保険料の支払いについて、ポイントが付かないことを公式に明記しています。
公式サイトの記述は「三井住友カードでは、国民年金保険料の支払いはポイントが付きません」です。
さらに「国民年金保険料のお支払いは、Vポイント付与ならびに年会費永年無料や継続特典の条件となる年間利用額の集計対象となりませんのでご注意ください。」とも案内しています。
つまり国民年金保険料は、ポイントが付かないだけではありません。三井住友カード ゴールド(NL)で年会費を無料にするための年間利用額にもカウントされないという点が重要です。
他社の解説記事には、国民年金の支払いを年間利用額の条件達成に充てられるかのように書いているものがあります。公式の記述と食い違うため、三井住友カードで国民年金を納めても年会費の条件は進みません。
出典:三井住友カード『国民年金をクレジットカード払いにする方法とメリット・デメリット』
申し込み前に公式サイトで対象可否を確認する手順
カード会社ごとに扱いが異なるため、申し込む前に公式サイトで確認しておきましょう。
- 発行会社の公式サイトで「ポイント付与対象外」または「ポイント加算対象外」のページを開きます
- 一覧のなかに「国民年金保険料」「税金」「公共料金」の記載があるかを見ます
- 一覧に記載がなく、国民年金についての個別の案内も見つからない場合は、カード会社の問い合わせ窓口で確認します
一覧に載っていない場合でも、別ページで個別に案内されていることがあります。還元率の高さだけで決めず、対象可否を先に確認してください。
国民年金の支払いに向くクレジットカードの選び方
選ぶ順番を間違えると、還元率の高いカードを選んだのにポイントがゼロという結果になります。次の3つを上から順に確認していきましょう。
国民年金がポイント付与の対象か
最初に確認するのは還元率ではなく、国民年金が付与対象かどうかです。
対象外であれば、その時点で還元率の比較に意味がなくなります。公式サイトに明記があるカードを優先し、記載が見つからないカードは問い合わせで確認するのが安全でしょう。
基本還元率の高さ
対象であることを確認したうえで、基本還元率を比べます。国民年金は特約店やボーナス還元の対象になりにくいため、基本還元率がそのまま実際の還元率になります。
1.2%と0.5%では年間で1,505円分の差が生まれます。特約店での上乗せ還元ではなく、基本還元率で比較してください。
年会費が永年無料か
年会費がかかるカードの場合、ポイント還元が年会費を上回るかを計算する必要があります。
年額215,040円の支払いで得られるポイントは、還元率1.2%でも2,580円分です。年会費が3,000円を超えるカードだと、国民年金の支払いだけでは元が取れません。ほかの利用と合算して判断するか、年会費無料のカードを選ぶのが現実的でしょう。
国民年金をクレジットカード払いに変更する手続き
クレジットカード納付は、カード情報を登録すれば自動で始まるものではありません。年金事務所への申出書の提出が必要です。
申出書の入手と提出先
手続きに使うのは「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」です。日本年金機構のサイトからPDFまたはExcel形式でダウンロードできます。
提出先は年金事務所で、公式サイトは「お近くの年金事務所(街角の年金相談センターではお手続きできません)」と案内しています。街角の年金相談センターでは受け付けていない点に注意してください。
提出方法は「年金事務所への提出は、窓口のほか、郵送による手続きも可能です。」とされており、来所せずに郵送で完結できます。
申出の締切と納付が始まる時期
納付が始まるのは「手続きをした月の翌月以降です。」とされています。申し込んだ月からすぐに切り替わるわけではありません。
とくに前納を希望する場合は締切が早く、4月分からの開始を希望するなら2月末(必着)までに申出書を提出する必要があります。締切を過ぎると、その年度の前納には間に合いません。
カードの変更や有効期限切れへの対応
登録したカードを別のカードに切り替える場合も、同じ申出書を提出します。様式が「変更」を兼ねているため、新規と変更で書類は分かれていません。
申出書の様式は2026年1月に変更されており、旧様式では2026年1月以降の2年前納の申し込みができません。ダウンロードし直してから記入しましょう。
本人以外のカードで納める場合の追加書類
被保険者本人とその配偶者以外がカード名義人になる場合は、申出書だけでは足りません。「国民年金保険料クレジットカード納付同意書」の提出が追加で必要です。
親が子の保険料を納めるケースなどが該当します。申出書と同意書をセットで用意してから提出してください。
前納割引とポイント還元はどちらが得か
国民年金には保険料そのものが安くなる前納制度があります。そして前納の割引額は、クレジットカード払いと口座振替で金額が異なります。この違いを踏まえないと、どちらが得かを正しく比較できません。
令和8年度の前納額と割引額
日本年金機構が公表している令和8年度の数値は次のとおりです。
| 納付方法 | 2年前納 | 1年前納 | 6カ月前納 |
| クレジットカード払いの納付額 | 418,510円 | 211,220円 | 106,650円 |
| クレジットカード払いの割引額 | 16,010円 | 3,820円 | 870円 |
| 口座振替の納付額 | 417,150円 | 210,530円 | 106,300円 |
| 口座振替の割引額 | 17,370円 | 4,510円 | 1,220円 |
2年前納で比べると、口座振替のほうが1,360円だけ安くなります。割引額だけを見れば口座振替に分があるという結果です。
2年前納をカードで払った場合の実額
ここにポイント還元を加えると結論が変わります。還元率1.2%のカードで2年前納の418,510円を支払うと、5,022円分のポイントが付きます。
口座振替との差額1,360円を差し引いても、実質3,662円分クレジットカード払いが上回ります。
| 前納の種類 | カードの還元(1.2%) | 口座振替との差額 | 実質どちらが得か |
| 2年前納 | 5,022円分 | 1,360円 | カードが3,662円分 |
| 1年前納 | 2,534円分 | 690円 | カードが1,844円分 |
| 6カ月前納 | 1,279円分 | 350円 | カードが929円分 |
ただしこれは還元率1.2%を前提にした数値です。還元率0.5%のカードだと2年前納の還元は2,092円分となり、差額1,360円を引いた差は732円分まで縮みます。
国民年金が対象外のカードなら、口座振替のほうが1,360円得です。還元がゼロなら、割引額の大きい口座振替を選ばない理由がありません。
付加保険料も前納の対象
付加年金に加入している場合、付加保険料も同じように前納できます。付加保険料は毎月納付で400円です。
令和8年度のクレジットカード払いは2年前納で9,250円、割引額は350円になります。1年前納なら4,710円で割引額は90円、6カ月前納は2,380円で割引額は20円です。
口座振替なら2年前納が9,220円で、割引額は380円です。付加保険料でも口座振替のほうが30円だけ割引が大きいという関係は変わりません。
ただし付加保険料は金額が小さいため、還元率1.2%のカードで2年前納の9,250円を払っても還元は111円分にとどまります。付加保険料だけで納付方法を決める意味は薄いでしょう。国民年金本体とあわせて判断してください。
2年前納の社会保険料控除は2通りから選べる
納めた保険料は社会保険料控除の対象になり、所得税や住民税の負担が下がります。国税庁は控除できる金額を「その年に実際に支払った金額または給与や公的年金から差し引かれた金額の全額です。」と定めています。
ここで2年前納を選んだ人だけに、控除のしかたの選択肢が生まれます。「納付した年に全額控除する方法」と「各年分の保険料に分けて控除する方法」の2通りから選べる仕組みです。
2年分の418,510円を納付した年にまとめて控除すると、その年の課税所得が大きく下がります。一方で翌年以降は国民年金分の控除がなくなるという関係になるでしょう。
所得が年によって上下する自営業やフリーランスの場合、どちらを選ぶかで手取りが変わります。所得が高い年に厚く控除を当てるという判断ができる点は、2年前納を選ぶもう1つの理由になります。
出典:国税庁『社会保険料控除』、『2年前納された国民年金保険料の社会保険料控除について』
前納とポイントを両取りする条件
前納の割引とポイント還元を同時に取るには、国民年金が付与対象で、かつ還元率の高いカードが必要です。加えて2年前納は40万円を超える一括決済になるため、利用可能枠が足りているかを事前に確認してください。
枠が不足していると決済ができず、前納の申し込み自体が成立しません。申出書の提出前にカード会社へ枠を確認しておきましょう。
口座振替やコンビニ払いとの比較
国民年金の納付方法はクレジットカードだけではありません。それぞれの向き不向きを整理します。
納付方法ごとの特徴
| 納付方法 | 2年前納の割引額 | ポイント | 向いている人 |
| クレジットカード納付 | 16,010円 | カードによって付く | 還元率1.2%級のカードを持っている人 |
| 口座振替 | 17,370円 | 付かない | 国民年金が対象外のカードしかない人 |
| 納付書でコンビニ払い | 前納は可能 | 付かない | 口座やカードを登録したくない人 |
口座振替には、クレジットカード払いにはない当月末振替(早割)という選択肢もあります。毎月の保険料が17,860円となり、60円割引される仕組みです。
年間では720円の割引になります。前納のようにまとまった資金を用意する必要がないため、毎月払いを続けたい人には現実的な選択肢でしょう。
クレジットカード納付にこの早割はありません。毎月払いのままカードで納める場合、保険料は17,920円のままで割引は付かず、得られるのはポイントだけです。還元率0.5%のカードなら年1,075円分なので、早割の720円を上回ります。
コンビニでクレジットカードは使えるか
納付書を持ってコンビニの窓口へ行っても、クレジットカードで支払うことはできません。コンビニ払いは現金が基本です。
クレジットカードで納めたい場合は、店頭ではなく年金事務所への申出書提出という手続きを踏む必要があります。手順がまったく違う点を押さえておきましょう。
国民年金のクレジットカード払いで注意すること
納付開始まで時間がかかる
申出書を出してから納付が始まるのは翌月以降です。急いで切り替えたい場合でも、当月分には間に合いません。
前納を狙うなら締切がさらに前倒しになるため、年度が変わる直前に動くと1年待つことになります。
支払いは1回払いのみ
国民年金保険料の支払いは1回払いに限られ、分割払いやリボ払いは選べません。2年前納なら418,510円が一度に請求されます。
カードの引き落とし日に残高が足りないと延滞扱いになるため、請求月の資金繰りを確認してから前納を選んでください。
利用可能枠を超えると決済できない
2年前納は40万円を超える決済です。利用可能枠が不足していると決済が通らず、前納そのものが成立しません。
枠に不安がある場合は、1年前納や6カ月前納に分けるという選択肢もあります。6カ月前納なら106,650円まで下がるため、枠の負担は大きく軽くなるでしょう。
手数料はかかるのか
クレジットカード納付そのものに手数料は発生しません。納付額は前納額の表に示された金額のとおりです。
ただし分割払いやリボ払いは選べないため、手数料を払って支払いを先送りするという使い方もできません。
国民年金のクレジットカード払いに関するよくある質問
クレジットカードなら何でもポイントは貯まるか
貯まりません。三井住友カードのように、国民年金保険料をポイント付与の対象外としている発行会社があります。
対象外のカードで年額215,040円を納めても還元はゼロです。同じ金額を還元率1.2%のカードで払えば2,580円分が付くため、申し込み前に公式サイトで対象可否を確認してください。
国民年金の支払い方法で得になるのはどれか
国民年金が付与対象で還元率1.2%のカードを持っているなら、2年前納をカードで納める方法が実質的に上回ります。納付額418,510円に対して5,022円分の還元が付き、口座振替との差額1,360円を引いても3,662円分の差です。
対象外のカードしか持っていない場合は、割引額の大きい口座振替の2年前納が有利でしょう。まとまった資金を用意できないなら、口座振替の早割で毎月60円ずつ下げるという方法もあります。
国民年金でポイントが貯まるクレジットカードはどれか
公式サイトで確認できたのはリクルートカード、JCB カード W、VIASOカードの3枚です。JCBは国民年金保険料を付与対象と明記しており、リクルートカードは対象外一覧に国民年金の記載がありません。
税金をクレジットカードで支払うなら還元率の高いカードはどれか
国民年金と税金では対象可否の扱いが異なる場合があります。国民年金が対象のカードでも地方税の納付では還元率が下がることがあるため、税目ごとにカード会社の案内を確認してください。
家族の国民年金を自分のカードで支払えるか
支払えます。ただし被保険者本人やその配偶者以外がカード名義人になる場合は、申出書に加えて「国民年金保険料クレジットカード納付同意書」の提出が必要です。
途中で口座振替に戻せるか
戻せます。クレジットカード納付をやめる場合も、同じ申出書で手続きします。様式が納付方法の変更を兼ねているためです。
カードの有効期限が切れたらどうなるか
同じ申出書で変更の手続きをします。様式が新規と変更を兼ねているため、別の書類を用意する必要はありません。
まとめ
国民年金のクレジットカード払いは、カード選びで結果が大きく変わります。令和8年度の保険料は月17,920円、年額215,040円で、還元率1.2%なら年2,580円分のポイントが付きます。
一方で三井住友カードは国民年金をポイント付与の対象外としており、年会費無料の条件となる年間利用額にも算入されません。還元率の高さより先に、そのカードが国民年金を対象にしているかを確認してください。
前納については、クレジットカード払いの割引額が2年前納で16,010円、口座振替が17,370円です。口座振替のほうが1,360円大きくなります。
それでも還元率1.2%のカードなら5,022円分のポイントが付くため、実質3,662円分カード払いが上回るという計算です。対象外のカードしか持っていないなら、口座振替を選ぶほうが得になります。
手続きは年金事務所への申出書提出が必要で、納付開始は翌月以降です。4月分からの前納を狙うなら2月末必着という締切があるため、早めに動いておきましょう。

