旧NISAの非課税期間はいつまで?|投資した年別の期限と期限後の選択肢
2023年までの一般NISAやつみたてNISAで買った商品は、いつまで非課税で持てるのでしょうか。期限が来たときに何が起きるのかも気になるところです。
一般NISAは購入年を含めて5年、つみたてNISAは20年が非課税の期限です。期限後は手続きなしで課税口座へ移り、年末の終値が新しい取得価額になります。
購入年別の期限一覧、2026年末に期限を迎える商品、期限前に売る場合の2026年の取引期限が分かります。
- 3行要約
①一般NISAは購入年を含む5年、つみたてNISAは20年で非課税期間が終了
②2026年末が期限なのは2022年購入分と2017年購入分のロールオーバー分
③期限後は課税口座へ自動移管、満了年の年末の終値が新しい取得価額
旧NISAの非課税期間はいつまで?
2023年までの一般NISAで買った商品は購入した年を含めて5年目の12月末まで、つみたてNISAで買った商品は20年目の12月末まで非課税で保有できます。2024年以降も売る必要はなく、期限まではそのまま持てます。
金融庁は例として、2023年に一般NISAで買った商品は2027年まで、2023年につみたてNISAで買った商品は2042年まで運用を続けられると示しています。
期限は口座ごとではなく、商品を買った年ごとに決まります。複数の年に分けて買った人は、年ごとに期限が違う点を押さえてください。
一般NISAは5年・つみたてNISAは20年
一般NISAは2014年から2023年まで、つみたてNISAは2018年から2023年まで新規に投資できた制度です。年間の投資額は一般NISAが120万円、つみたてNISAが40万円まででした。
非課税期間は、その年の投資枠が設けられた年の1月1日から数えて、一般NISAが最長5年間、つみたてNISAが最長20年間です。一般NISAの年間投資額は、2015年分以前は100万円が上限でした。
同じ年に両方を使うことはできず、年ごとにどちらか一方を選ぶ仕組みでした。このため、ある年は一般NISA、次の年はつみたてNISAという持ち方もあり得ます。
出典:国税庁『タックスアンサー NISA制度』、『NISA・つみたてNISAに関するQ&A(令和元年7月)』
投資した年別の非課税期限一覧
2026年10月時点で残っている旧NISAの商品が、いつ非課税期間を終えるかを購入年別にまとめました。2026年末に期限を迎えるのは一般NISAの2022年購入分です。
| 購入年 | 一般NISAの期限 | つみたてNISAの期限 | 2026年10月時点の状態 |
| 2018年 | 2022年末 | 2037年末 | 一般NISAは終了済み(ロールオーバー分は2027年末) |
| 2019年 | 2023年末 | 2038年末 | 一般NISAは終了済み |
| 2020年 | 2024年末 | 2039年末 | 一般NISAは終了済み |
| 2021年 | 2025年末 | 2040年末 | 一般NISAは終了済み |
| 2022年 | 2026年末 | 2041年末 | 一般NISAは2026年末に終了 |
| 2023年 | 2027年末 | 2042年末 | どちらも非課税で保有中 |
2018年以前に一般NISAで買った商品は、2022年末までに非課税期間を終えています。ただし翌年の枠へロールオーバーした商品は、移した先の年から5年を数えます。
| ロールオーバーした商品 | 移した先の枠 | 非課税期間の期限 |
| 2017年に一般NISAで購入 | 2022年分 | 2026年末 |
| 2018年に一般NISAで購入 | 2023年分 | 2027年末 |
| 2019年以降に購入 | ロールオーバー不可 | 購入年から5年目の年末 |
つみたてNISAは2018年に買った分でも期限は2037年末です。一般NISAより期限が15年長いため、2026年時点で期限が来ている分はありません。
出典:松井証券『現行NISA口座で買付した株式等について~2019年取得分は2023年末に非課税期間終了~』、『NISA非課税期間終了に伴う手続きについて(2018年取得分のロールオーバー)』、楽天証券『2023年以前の旧NISA』
2026年末に期限を迎える商品
2026年12月末に非課税期間が終わるのは、2022年に一般NISAで買った商品です。2017年に一般NISAで買い、2022年分の枠へロールオーバーした商品も2026年まで非課税で保有する扱いです。
どちらも年内に売らなければ、年末に課税口座へ移ります。楽天証券の場合、2026年12月30日の取引時間終了後に自動で払い出し、その日の終値を新しい取得価額にします。
非課税のまま売るか、課税口座へ移して持ち続けるかを決める期限は、2026年の年末の取引までです。売る場合の締め切り日は、このあとの売却タイミングの見出しで扱います。
出典:楽天証券『NISAロールオーバー制度が終了 旧NISAの非課税期間が終わるまでにやっておくこと』、松井証券『NISA非課税期間終了に伴う手続きについて(ロールオーバー)』
旧NISAの5年の数え方
5年は商品を買った日からではなく、買った年の1月1日から数えます。楽天証券は、2018年3月に買った商品の非課税期間を2022年12月末までと案内しています。
1月に買っても12月に買っても、同じ年に買った商品の期限は同じ年末です。口座を開いた年ではなく、商品を買った年で決まる点に注意してください。
出典:国税庁『タックスアンサー NISA制度』、楽天証券『2023年以前の旧NISA』
旧NISAの制度終了で変わったこと
2024年に新しいNISAが始まり、旧NISAは新規の買付けができない保有専用の口座になりました。期限の数え方は変わらず、旧制度の期間がそのまま続きます。
2024年以降は新規購入できず保有のみ
つみたてNISAと一般NISAは2023年末で終わり、2024年以降は新しく買えません。すでに持っている商品は直ちに売却する必要はなく、非課税期間が終わるまでそのまま保有できます。
期間中は売却も自由で、売却益や配当金は非課税のままです。ただし非課税になるのは期間内に支払われる配当金・分配金で、期間満了後に年をまたいで支払われる分は課税されます。
出典:金融庁『2023年までのNISA』、日本証券業協会『2023年までのNISA』、SBI証券『旧NISA放置にご注意!実践編』
新NISAの1,800万円とは別枠
旧NISAで買った金額は、新NISAの非課税保有限度額である1,800万円の外枠で管理されます。旧NISAに残高があっても、その分で新NISAの1,800万円が減ることはありません。
新NISAの年間投資枠は、つみたて投資枠が120万円、成長投資枠が240万円です。1,800万円のうち成長投資枠で使えるのは1,200万円までとなっています。
出典:金融庁『2023年までのNISA』、国税庁『タックスアンサー NISA制度』
新NISAへのロールオーバーは不可
旧NISAの商品は、非課税期間が終わったあとも新NISAの口座へ移せません。日本証券業協会も、旧NISAから2024年からのNISAへのロールオーバーはできないとしています。
「旧NISAから新NISAへ移行」「切り替え」と調べる人が実際にできるのは、旧NISAの商品を売却し、その代金で新NISAの商品を買い直すことです。同じ商品を非課税で持ち続けたい場合も、この売って買う手順になります。
出典:金融庁『2023年までのNISA』、日本証券業協会『2023年までのNISA』、楽天証券『NISAロールオーバー制度が終了 旧NISAの非課税期間が終わるまでにやっておくこと』
旧NISAと新NISAの違い
旧NISAと新NISAで大きく違うのは非課税期間です。新NISAは期間が無期限で、期限を気にする必要があるのは旧NISAの商品だけです。
| 項目 | 旧一般NISA | 旧つみたてNISA | 新NISA |
| 非課税期間 | 最長5年 | 最長20年 | 無期限 |
| 年間投資枠 | 120万円(2015年分以前は100万円) | 40万円 | つみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円 |
| ロールオーバー | 翌年の一般NISA枠へ可(2022年で終了) | 不可 | 旧NISAからの移管は不可 |
| 2024年以降の新規購入 | 不可 | 不可 | 可 |
出典:国税庁『タックスアンサー NISA制度』、SBI証券『旧NISA放置にご注意!実践編』、三菱UFJ eスマート証券『一般NISAロールオーバー』
非課税期間が終わったらどうなる?
期限までに売らなかった商品は、手続きをしなくても課税口座へ自動で移ります。売却されるわけではなく、同じ商品を課税口座で持ち続ける形です。
特定口座・一般口座へ自動で移管
移管先は同じ金融機関の特定口座で、特定口座を開いていない場合は一般口座です。楽天証券とSBI証券は、手続きをしなければ自動で課税口座へ払い出すと案内しています。
ゆうちょ銀行も、非課税期間が終わった公募株式投資信託等は投資信託口座の特定口座・一般口座へ時価で払い出されるとし、その後の分配金や売却益は課税されると案内しています。
出典:楽天証券『NISAロールオーバー制度が終了 旧NISAの非課税期間が終わるまでにやっておくこと』、SBI証券『旧NISA放置にご注意!実践編』、ゆうちょ銀行『非課税期間が終了した後はどうなりますか?』
移管時の取得価額は年末の終値
課税口座へ移るとき、商品は移管した日の終値で売り、同じ終値で買い直したものとみなされます。購入時の価格は引き継がれず、この終値が新しい取得価額になります。
買値100万円の商品を例に、移管時の終値と、その後100万円で売ったときの課税対象を比べると次のとおりです。利回りの前提は置かず、税の仕組みだけを示しています。
| 移管時の終値 | 新しい取得価額 | その後100万円で売った場合 | 課税対象 |
| 130万円(含み益) | 130万円 | 30万円の譲渡損 | なし(課税口座のほかの利益と損益通算できる) |
| 80万円(含み損) | 80万円 | 20万円の譲渡益 | 20万円 |
含み損のまま移管すると、買値を下回る価格で売っても課税されることがあります。表の下の段は、100万円で買って100万円で売っただけなのに20万円が課税対象になる例です。
SBI証券も、50万円で買った株式が30万円で移管され、その後40万円で売ると10万円が利益とみなされる例を示しています。なお非課税期間中の損失はなかったものとされ、ほかの口座の利益とは相殺できません。
出典:国税庁『NISA・つみたてNISAに関するQ&A(令和元年7月)』、楽天証券『NISAロールオーバー制度が終了 旧NISAの非課税期間が終わるまでにやっておくこと』、SBI証券『旧NISA放置にご注意!実践編』
移管後の売却益・配当は課税
課税口座へ移ったあとの値上がり益と、移管後に受け取る配当金・分配金は課税対象です。上場株式等の譲渡益には、所得税と復興特別所得税の15.315%、住民税の5%で合計20.315%がかかります。
移管先が源泉徴収ありの特定口座なら、売却益は申告不要を選べます。一般口座へ移った場合は、売却益が出れば自分で確定申告と納税をする必要があります。
出典:国税庁『タックスアンサー 特定口座制度』、楽天証券『NISAロールオーバー制度が終了 旧NISAの非課税期間が終わるまでにやっておくこと』
旧つみたてNISAの期限後
旧つみたてNISAの期限は、2018年購入分でも2037年末です。期限後の扱いは一般NISAと同じで、20年が過ぎた商品は課税口座へ移り、その後の分配金や売却益に課税されます。
つみたてNISAはもともと翌年の枠へのロールオーバーができない制度でした。20年の期限が来る前に、売るか課税口座で持ち続けるかを選ぶ流れになります。
出典:楽天証券『2023年以前の旧NISA』、松井証券『NISA非課税期間終了に伴う手続きについて(ロールオーバー)』
期限を迎える前の選択肢
非課税期間が終わる前に取れる行動は、期間中に売るか、売らずに課税口座へ移して持ち続けるかの2つです。どちらを選ぶかで、税金を計算する起点が変わります。
| 比べる点 | 非課税期間中に売却 | 課税口座へ移して保有 |
| 期限までの値上がり益 | 非課税 | 非課税 |
| 期限後の値上がり益 | 発生しない | 20.315%の課税 |
| 取得価額 | 関係しない | 移管時の終値に置き換わる |
| 運用 | いったん現金になる | 同じ商品で続く |
| 手続き | 期限の年内に売却注文 | 不要(自動) |
非課税期間中に売却する
期限の年のうちに受渡しまで終われば、それまでの値上がり益は非課税です。売却代金は現金として受け取るか、新NISAで商品を買う資金に回せます。
SBI証券では、同じ銘柄を複数の年に分けて買っていると取得年の古い分から順に売却されます。このため、期限が来る年に買った株数や口数と同じ数量を売れば、その年の分だけを売却できます。
課税口座へ移して保有を続ける
何もしなければこちらになります。移管後も同じ商品を持ち続けられ、売る時期は自分で決めてかまいません。
取得価額は移管時の終値に変わるため、含み益のまま移せば移管前の値上がり分は非課税で済みます。一方で含み損のまま移すと、前の見出しの表のように買値以下で売っても課税される場合があります。
楽天証券では、貸株サービスを使っていると払い出された株式が自動で貸し出され、株主優待や配当金を受け取れなくなる可能性があります。
出典:楽天証券『NISAロールオーバー制度が終了 旧NISAの非課税期間が終わるまでにやっておくこと』
ロールオーバーとは
ロールオーバーは、5年の非課税期間が終わった一般NISAの商品を翌年の一般NISAの枠へ移し、さらに5年間非課税で持つ仕組みでした。時価が120万円を超えていても全額を移せましたが、移した分だけ翌年に新しく買える枠が減りました。
この仕組みは2022年で終わり、2023年以降に非課税期間が終わる商品は課税口座へ払い出されます。つみたてNISAはもともと対象外で、新NISAへのロールオーバーもできません。
出典:三菱UFJ eスマート証券『一般NISAロールオーバー』、楽天証券『非課税期間の終了(課税払い出し)』
旧NISAの売却タイミング
売るかどうかを決める材料は2つあります。期限の年末時点で含み益か含み損かという税の仕組みと、年内に受渡しを終えられる注文の締め切りです。
売却を考えるケース・保有を続けるケース
銘柄の先行きとは別に、税の仕組みから判断材料を整理できます。分かれ目は、期限の年末時点で含み益か含み損かです。
含み益がある商品は、期限内に売ればその利益を非課税で確定できます。課税口座へ移しても移管前の値上がり分は非課税なので、差が出るのは移管後の値動きにかかる税金です。
含み損がある商品は、移管すると下がった価格が取得価額になります。その後に買値まで戻ってから売ると、戻った分に課税される点を踏まえて判断してください。
新NISAで同じ商品を買い直す選択肢もありますが、旧NISAと新NISAでは対象商品が一部異なります。楽天証券は、同じ商品で運用できるかを事前に確かめるよう案内しています。
出典:楽天証券『NISAロールオーバー制度が終了 旧NISAの非課税期間が終わるまでにやっておくこと』
非課税で売るなら年内の受渡日に注意
非課税で売れるのは、受渡日が期限の年のうちに来る取引だけです。SBI証券は、非課税期間が満了する年の12月最終営業日までに受渡日が来る取引を対象としています。
楽天証券の2026年の取引期限は、国内株式が12月28日(月)15:30、米国株式が12月25日(金)日本時間午前7:00までです。受渡日が6営業日の投資信託は12月23日(水)15:30が締め切りです。
ファンドによっては締め切りが15時30分より前になります。楽天証券では、受渡日が翌年になった売却は課税口座での売却として扱います。同じ銘柄を2023年にも買っている場合は2023年以降の買付分が売られ、2022年購入分は売られずに課税口座へ払い出されます。
出典:SBI証券『旧NISA放置にご注意!実践編』、楽天証券『NISAロールオーバー制度が終了 旧NISAの非課税期間が終わるまでにやっておくこと』
売却代金で新NISAを使う場合
売却代金で新NISAの商品を買う場合、楽天証券は2026年の枠を使うなら取引期限よりさらに1週間程度前倒しで手続きするよう案内しています。投資信託は、売却代金が決まる約定日の翌営業日以降に新たな購入ができます。
国内株式なら、SBI証券では同じ銘柄の売り注文と買い注文を同時刻・同価格で約定させるクロス取引で、旧NISAから新NISAへ同じ価格で乗り換えられます。
出典:楽天証券『NISAロールオーバー制度が終了 旧NISAの非課税期間が終わるまでにやっておくこと』、SBI証券『旧NISA放置にご注意!実践編』
旧NISAの非課税期間の確認方法
自分の商品の期限は、購入した年さえ分かれば決まります。購入年は各社のログイン後の画面で確認できます。
証券会社・銀行の画面で確認
見るべき項目は「取得年」です。一般NISAなら取得年に4を足した年の年末、つみたてNISAなら19を足した年の年末が期限になります。
- 楽天証券:NISAマイページにログインし、「保有商品」→「NISA(~2023)取得年度一覧」を開くと、商品・取得年ごとの評価額と評価損益を確認できます
- SBI証券:WEBサイトの「口座管理」→「口座(NISA)」→「旧NISA口座管理」→「旧NISA/旧つみたてNISA保有証券(前日基準)」で旧NISAの保有口数を確認できます
- 松井証券:ログイン後の【資産状況】→【預り残高一覧】で保有数を押すと、【取得年別残高一覧<NISA口座>】に取得年が表示されます
出典:楽天証券『NISAロールオーバー制度が終了 旧NISAの非課税期間が終わるまでにやっておくこと』、SBI証券『旧NISA預りの投資信託で非課税期間が終了する数量のみを売却する方法を教えてください。』、松井証券『現行NISA口座で買付した株式等について~2019年取得分は2023年末に非課税期間終了~』
購入年がわからない場合
取得年は上の画面で確かめられ、期限を決めるのは口座を開いた年ではなく商品を買った年です。課税口座へ移ったあとは、買付時の情報が見えにくくなる点に注意してください。
松井証券では、課税口座へ移管したあとは買付時の取得価格や取得日を画面で確認できません。楽天証券では、2022年以前にロールオーバーした商品について、保有商品一覧の「ロールオーバー前評価表示」を表示にすると買付時の取得価額をもとにした平均取得価額を確認できます。
出典:松井証券『現行NISA口座で買付した株式等について~2019年取得分は2023年末に非課税期間終了~』、楽天証券『非課税期間の終了(課税払い出し)』
旧NISAのよくある質問
旧NISAの非課税期間は2027年で終了?
一般NISAは2023年購入分の期限が2027年末で、ここで一般NISAの非課税期間はすべて終わります。つみたてNISAは2023年購入分の期限が2042年末なので、2027年で旧NISA全体が終わるわけではありません。
出典:金融庁『2023年までのNISA』、楽天証券『2023年以前の旧NISA』
旧NISAを放置するとどうなる?
何もしなければ、期限の年の年末に課税口座へ自動で移り、その年の最終営業日の終値が新しい取得価額になります。商品が売られるわけではありませんが、移管後の値上がり益と配当金・分配金には課税されます。
旧つみたてNISAは途中で売るべき?
旧つみたてNISAの非課税期間は20年で、2018年購入分でも期限は2037年末です。期限を理由に途中で売る必要はありません。売るかどうかは、資金を使う時期などそれぞれの事情で決めることになります。
旧NISAと新NISAは別の金融機関で持てる?
2023年までにNISA口座を持っていた人には、同じ金融機関で2024年1月に新NISA口座が自動で開設されています。新NISAを別の金融機関で使いたい場合は、金融機関変更の手続きを行います。
ジュニアNISAの非課税期間は?
ジュニアNISAも5年の非課税期間がありますが、終了後は自動で継続管理勘定へ移り、18歳になるまで非課税で保有できます。
まとめ
旧NISAの非課税期間は、一般NISAが購入年を含めて5年、つみたてNISAが20年です。2026年末に期限を迎えるのは2022年に一般NISAで買った商品と、2017年購入分を2022年分の枠へロールオーバーした商品です。
期限までに売らなければ、特定口座か一般口座へ自動で移り、満了年の最終営業日の終値が新しい取得価額になります。含み損のまま移すと買値以下で売っても課税される場合があるため、年末の評価額を確かめておきましょう。
非課税で売るなら、受渡日が年内に来るように注文する必要があります。新NISAへのロールオーバーはできないので、非課税で持ち続けたい場合は売却して新NISAで買い直すことになります。



