Kava(KAVA)とは？特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説

Kava(KAVA)は、さまざまな仮想通貨を担保にステーブルコインを借りることができる分散型プラットフォームです。
近年需要が高まっているDeFi関連の銘柄ということもあり、多くの投資家から注目を集めています。
今回は、そんなKava(KAVA)の特徴や将来性について解説していきます。Kava(KAVA)の取引を考えている方は、本記事をぜひ最後までご覧ください。

仮想通貨Kava(KAVA)とは？

Kava(KAVA)は、Cosmos(コスモス)ブロックチェーン上に構築されている分散型プラットフォームです。

「Kavaプロジェクト」というプロジェクトから派生した仮想通貨が「KAVAトークン」となっています。

詳細について、以下の表にまとめました。

暗号資産名称	Kava
シンボル	KAVA
価格(2022年10月現在)	208.69円
時価総額ランキング(2022年10月現在)	83位
リリース	2019年
購入可能な主な取引所	Binance,Gate.io,KuCoin
公式サイト	https://www.kava.io/

仮想通貨Kava(KAVA)がよくわかる5つの特徴

Kava(KAVA)の特徴は以下の5つです。

• DeFiプラットフォームを提供
• ステーブルコインを借りられる
• クロスチェーンに対応
• BinanceでIEOが行われた
• リップル社の出資を受けている

それぞれ見ていきましょう。

DeFiプラットフォームを提供

Kava(KAVA)は、DeFiプラットフォームを提供しているのが特徴です。

DeFiは「分散型金融」とも呼ばれており、中央管理者が存在しない分散化された金融システムを指します。

DeFiは近年注目が集まっている分野であり、さまざまなプロジェクトが参入している領域です。

Kava(KAVA)は「分散型貸付プラットフォームおよび分散型金融プラットフォームの展開」をミッションに掲げています。

ステーブルコインを借りられる

Kava(KAVA)は、さまざまな仮想通貨を担保にすることで「USDX」というステーブルコインを借りることができます。

USDXは、Kava(KAVA)が発行しているステーブルコインであり、2022年10月時点の時価総額ランキングは245位です。

なお、担保に入れることができる仮想通貨は主に以下のとおり。

• ビットコイン(BTC)
• イーサリアム(ETH)
• リップル(XRP)

ほかにもさまざまな仮想通貨を担保にできるので、手軽にステーブルコインを借入できます。

さらに、USDXを貸し付けたユーザーに対しては報酬としてKAVAトークンが与えられるため、貸付側になって利益を得ることも可能です。

クロスチェーンに対応

Kava(KAVA)はクロスチェーンに対応しており、Cosmosブロックチェーンとイーサリアムブロックチェーンの融合を実現しました。

具体的には「Co-Chain」というネットワークが使われていて、独自ネットワークの構築に成功しています。

イーサリアムの「スマートコントラクト開発の柔軟性」と、Cosmosの「相互運用性の高さ」を組み合わせることで、超高速のコンセンサスエンジンを実現しているのが特徴です。

BinanceでIEOが行われた

2019年10月、Kava(KAVA)は有名取引所のBinance(バイナンス)にIEOで上場を果たしました。

IEOとは「Initial Exchange Offering」の略称で、仮想通貨プロジェクトが発行するトークンを取引所が先行販売するイベントのようなものです。

Binanceは、IEOで取り扱うトークンを厳格に審査しています。そのため、実際にIEOが行われたKava(KAVA)は、Binanceからお墨付きをもらっているトークンと言えるでしょう。

リップル社の出資を受けている

Kava(KAVA)は、仮想通貨リップル(XRP)を発行している「リップル社」から出資を受けています。

リップル(XRP)は海外送金に適した仮想通貨であり、発行元のリップル社はGoogleなどの大手企業から支援されている会社です。

そんなリップル社からの出資を受けているKava(KAVA)は、今後も順調に開発を進めていくことが予測されています。

仮想通貨Kava(KAVA)の今後の見通しと将来性

Kava(KAVA)の今後の見通しは、DeFi関連のライバル銘柄の動向に左右されると考えられます。

DeFi銘柄は数多く存在しており、その中の1つが「MakerDAO」というプロジェクトです。MakerDAOは有名ステーブルコインの「DAI」を発行しているプロジェクトとしても知られており、2021年に入ってから急速に価格を伸ばしました。

MakerDAOをはじめとするライバル通貨との競争に打ち勝つことができれば、Kava(KAVA)の需要はまだまだ増加していくでしょう。

仮想通貨Kava(KAVA)のまとめ

今回はKava(KAVA)の特徴や今後の見通しについて解説しました。

Kava(KAVA)は、さまざまな仮想通貨を担保に「USDX」というステーブルコインを借りることができるプロジェクトです。

Binanceやリップル社といった大手企業からも高い評価を受けているため、今後のさらなる成長に期待ができる仮想通貨と言えるでしょう。