PayPay銀行の手数料はいくら?|振込手数料・ATMと金利の無料条件

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「無料と書いてあったのに手数料を取られた」の原因は、無料になる条件が記事から抜け落ちていることです。

PayPay銀行の手数料は、振込・ATM・PayPayとの出入金で体系がまったく違い、それぞれに別の無料条件があります。

全部の手数料と金利を、金額と無料回数とその条件の3点セットで一覧にしました。

3行要約

①インターネットバンキングの振込はPayPay銀行宛0円・他の金融機関宛145円
②ATM入出金は毎月1回目が金額を問わず0円、2回目以降も3万円以上なら0円
③円普通預金の通常金利は年0.30%、ステップアップ円預金の適用で年0.60%

目次

PayPay銀行の手数料の一覧

日常的に発生する手数料は、振込手数料とATM入出金手数料の2つです。どちらも条件を満たせば0円になります。

インターネットバンキングからの振り込みは、PayPay銀行の口座宛が0円、他の金融機関宛が145円(消費税含む)となります。ATMは毎月1回目が金額を問わず0円です。

2回目以降のATMも、利用金額が3万円以上なら0円のままでした。金額と0円になる条件を1枚の表にまとめたので、まずここで全体像をつかんでください。

手数料の種類金額(消費税含む)0円になる条件
振込(インターネットバンキング・PayPay銀行の口座宛)0円条件なし
振込(インターネットバンキング・他の金融機関宛)145円給与受取の特典で月3回まで/預金平均残高3,000万円以上で月5回まで
振込(インターネットバンキング以外・PayPay銀行の口座宛)660円/1,100円0円になる特典なし
振込(インターネットバンキング以外・他の金融機関宛)1,320円/1,760円0円になる特典なし
ATM入金・出金0円/165円/330円毎月1回目は金額を問わず0円/2回目以降は利用金額3万円以上で0円
銀行口座からPayPay残高へのチャージ0円条件なし
PayPay残高から銀行口座への出金0円/100円送金先がPayPay銀行の口座
未利用口座管理手数料1,320円/年2年以内にログインや入出金がある
キャッシュカード再発行1,100円/1件破損や磁気不良による再発行

手数料が0円になる5つの経路

0円になる経路は5つあり、それぞれ対象の手数料が違います。給与受取の特典とATMの1回目は誰でも狙えますが、預金平均残高3,000万円以上の優遇は対象者が限られます。

0円になる経路対象の手数料条件
給与受取の特典他の金融機関宛の振込エントリーと毎月の給与受取で月3回まで
毎月1回目のATMATM入金・出金金額の条件なし(回数だけで判定)
利用金額3万円以上ATM入金・出金2回目以降でも全提携ATMで0円
本人名義の三井住友銀行口座三井住友銀行との振込両口座のカナ口座名義が同一の個人
預金平均残高3,000万円以上振込とATM入出金前月の円普通預金と円定期預金の平均残高

給与受取の特典と預金平均残高3,000万円以上の優遇は併用できません。両方に当てはまる場合は、無料回数が多いほうが適用されます。

手数料の数値ではなく銀行そのものの評価を知りたい場合は、PayPay銀行のメリットとデメリットを先に読んでください。

出典:PayPay銀行『振込手数料』PayPayヘルプ『PayPay残高を銀行口座に送金(払い出し)したい』

PayPay銀行の振込手数料

インターネットバンキングの振込手数料は、PayPay銀行の口座宛が0円、他の金融機関宛が145円です。消費税を含んだ金額で、公式の表記は2021年10月1日現在となっています。

この145円が、後述する給与受取の特典などで月3回まで0円になります。振込金額による段階はなく、1円の振り込みでも100万円の振り込みでも145円でした。

インターネットバンキングの振込手数料

振込先が自行か他行かだけで金額が決まります。PayPay銀行どうしの振り込みには回数の制限がなく、何回振り込んでも0円です。

振込先振込手数料(消費税含む)
PayPay銀行の口座宛0円
他の金融機関宛145円

インターネットバンキング以外の振込手数料

インターネットバンキングを使わない振り込みは、金額が一気に上がります。他の金融機関宛の3万円以上で1,760円と、インターネットバンキングの145円とは桁が違う水準でした。

しかも振込金額が3万円未満か3万円以上かで段階が分かれます。公式の表記は2019年10月1日現在で、消費税を含んだ金額になっています。

振込先振込金額振込手数料(消費税含む)
PayPay銀行の口座宛3万円未満660円
PayPay銀行の口座宛3万円以上1,100円
他の金融機関宛3万円未満1,320円
他の金融機関宛3万円以上1,760円

提携ATMからの振り込みは、この区分に入るうえに無料特典の対象外です。無料回数が残っていても手数料がかかります。

振込予約で手数料が表示される理由

無料特典の対象なのに、振込予約の確認画面には手数料が表示されます。予約した時点ではその月の何回目の振り込みになるか確定していないため、一律に手数料を出す仕様です。

実際の判定は振込実行のタイミングで行われ、そこで無料特典が適用されます。予約分に特典が効いたかどうかは、振り込みが実行された後に振込明細照会から確認してください。

「無料のはずなのに請求された」という誤解の大半が、この画面表示で生まれています。確認画面の金額を見て振り込みを取りやめる必要はありません。

出典:PayPay銀行『振込手数料』よくあるご質問『振込手数料の無料特典が受けられるはずなのに、振込予約をすると確認画面で振込手数料が表示されます』

振込手数料が無料になる条件

他の金融機関宛の振込手数料が0円になるルートは2つです。給与受取の特典で月3回、または前月の預金平均残高が3,000万円以上で月5回まで無料になります。

どちらもエントリーや残高という条件があり、条件を満たした月から適用されます。口座を開いただけでは無料回数は付きません。

給与受取で月3回無料になる2つの条件

必要なのは、初回だけのエントリーと、PayPay銀行口座での毎月の給与受取の2つです。この2つの順番は問われません

すでにPayPay銀行で給与を受け取っている人なら、エントリーするだけで対象になります。一度エントリーすれば毎月の手続きは不要でした。

給与として判定される入金の条件

判定は勤務先の申請内容ではなく、普通預金取引明細に入る文字列で行われます。「給与」「キユウヨ」「キュウヨ」「給料」「キユウリヨウ」「キュウリョウ」「キウヨ」のいずれかを含む入金が対象です。

裏を返すと、振込名義に会社名しか入らない入金は給与と判定されません。国民年金や厚生年金、共済年金などの国庫金受取も対象外となります。

年金で生活している人がこの特典を狙っても回数は付きません。勤務先の経理がどの摘要で振り込んでいるかを、明細で一度確かめてください。

特典が付き始める月の数え方

条件を達成した日が月の前半か後半かで、無料回数が付く月がずれます。15日を境に1か月の差が出る仕組みです。

2つの条件を達成した日無料特典が付き始める月
1日〜15日翌月から
16日〜月末翌々月から

判定はエントリー後も毎月続きます。土日祝の影響で給与受取日が前後し、前月16日から今月15日までに給与の入金がなかった月は、翌月の無料特典が付きません。

エントリーした日が16日以降だった場合、同じ月の15日以前に受け取った給与は条件達成とみなされません。この場合は当月16日から翌月15日までの給与受取をもって、翌々月から対象になります。

無料回数を消費しない振り込み

PayPay銀行の口座宛の振り込みと、本人名義の三井住友銀行口座宛の振り込みは、無料回数を消費しません。もともと0円なので、他行宛の3回分がそのまま残ります。

一方でリンク決済と提携ATMからの振り込みは、そもそも無料特典の対象外です。無料回数の翌月繰り越しもありません。

預金平均残高3,000万円以上の優遇

前月の預金平均残高が3,000万円以上だと、他の金融機関宛の振込手数料が月5回まで0円になります。6回目以降は通常どおり145円です。

対象になるのは円普通預金と円定期預金の平均残高で、提携ATMからの振り込みは優遇の対象外でした。PayPay銀行宛の振り込みは優遇に関係なく0円のままです。

この優遇が適用されている月は、給与受取による月3回無料は適用されません。無料回数が多いほうが選ばれる形になります。

出典:PayPay銀行『手数料優遇(預金平均残高3,000万円以上の場合)』

残りの無料回数を確認する場所

無料回数の残りは3つの画面で確認できますが、見る場所によって表示名が違います。同じ数字なのに名前が変わるため、探しても見つからない原因になりました。

確認する場所表示名
Web(ログイン後)Welcome Page画面の「他行振込無料残」
PayPay銀行アプリホーム画面の「他行振込残」
LINEアプリホーム画面の「今月の手数料無料 残り回数」

取引の内容によっては回数の表示が更新されない場合があります。数字が合わないときは、再ログインしてから見直してください。

出典:PayPay銀行『給与受取で振込手数料が月3回無料』よくあるご質問『振込手数料』

三井住友銀行との振込が無料になる条件

PayPay銀行と三井住友銀行のあいだの振込手数料は、両口座のカナ口座名義が同一である個人なら0円になります。法人口座や家族名義の口座は対象になりません。

ただし条件は振り込みの向きで変わります。三井住友銀行からPayPay銀行へ送るときだけ、追加の条件が付く形でした。

三井住友銀行からPayPay銀行へ振り込む場合

対象になるのはインターネットバンキング振込だけです。さらにSMBCポイントパック口座で手数料無料化条件を充足した場合のみ、振込手数料が0円になります。

充足条件そのものは三井住友銀行側の規定で決まるため、PayPay銀行の画面では確認できません。条件を満たしていない月は、通常の振込手数料が発生します。

PayPay銀行から三井住友銀行へ振り込む場合

こちら向きにSMBCポイントパックの条件は付きません。対象は振り込み、振込予約、自動振込サービスの3つです。

その他の振込サービスと、来店による振り込みは対象外になります。給与受取の無料回数を消費しない点も、この向きの利点でしょう。

振込の向き対象になる振込方法追加の条件対象外
三井住友銀行 → PayPay銀行インターネットバンキング振込SMBCポイントパック口座で手数料無料化条件を充足上記以外の振込方法
PayPay銀行 → 三井住友銀行振り込み/振込予約/自動振込サービス追加条件なし(カナ口座名義が同一の個人)その他の振込サービス/来店による振り込み

向きによる非対称を知らずに「どちらの向きでも0円」と覚えると、三井住友銀行側からの送金で手数料を取られます。給与口座を分けている人ほど影響が出るところでしょう。

出典:PayPay銀行『振込手数料』

PayPay銀行のATM入出金手数料

ATMの入金と出金は、毎月1回目が利用金額にかかわらず0円です。2回目以降も利用金額3万円以上なら0円で、165円または330円がかかるのは3万円未満のときだけになります。

提携ATMは全国約9万5千台で、コンビニやスーパー、駅ナカに設置されています。消費税を含んだ金額で、公式の表記は2019年10月1日現在です。

設置場所別のATM手数料

3万円以上の入出金は、ゆうちょ銀行ATMを含む全提携ATMで0円でした。3万円未満のときだけ設置場所で差が出て、ゆうちょ銀行ATMだけ330円と高くなります。

主な設置場所利用金額3万円以上利用金額3万円未満
セブン銀行ATM0円165円
ローソン銀行ATM0円165円
イーネットATM0円165円
イオン銀行ATM0円165円
三井住友銀行ATM0円165円
ゆうちょ銀行ATM0円330円

2回目以降に出金するなら、3万円ずつまとめて引き出すほうが手数料は抑えられます。1万円を3回に分けると、3万円未満が3回分と判定されるからです。

キャッシュカードを使わない入出金

PayPay銀行アプリを使えば、キャッシュカードなしでATMの入出金ができます。いわゆるスマホATMで、取扱時間は0時から24時までです。

ただし対象はセブン銀行ATMとローソン銀行ATMに限られ、ほかの提携ATMではキャッシュカードが必要になります。

硬貨の取り扱いはなく、入出金できるのは紙幣だけになります。ATM出金限度額の初期設定は50万円で、上限は後から変更できました。

提携ATMごとの取扱時間と限度額

取扱時間と1回あたりの金額は提携ATMごとに違います。三井住友銀行ATMだけ毎週日曜21時から翌月曜7時が除外される点に注意してください。

提携ATM取扱時間1回あたりの金額
セブン銀行ATM0時〜24時一度に入金または出金できる紙幣は50枚まで
ローソン銀行ATM0時〜24時入金は50万円(紙幣59枚まで)/出金は20万円
イーネットATM0時〜24時入金は50万円(紙幣59枚まで)/出金は20万円
イオン銀行ATM0時〜24時一度に入金または出金できる金額は99万9千円(紙幣200枚まで)
三井住友銀行ATM0時〜24時(毎週日曜21時〜翌月曜7時を除く)硬貨の取り扱いは提携ATMごとに異なる
ゆうちょ銀行ATM月曜〜土曜7時〜23時/日曜・祝日7時〜21時(ファミリーマート設置は0時05分〜23時55分)硬貨の取り扱いなし

いずれの提携ATMも、取扱時間は設置会社の都合で変わります。表の時間は営業時間が長い店舗を基準にした値なので、深夜に使う予定なら設置店舗で確認してください。

ATM無料回数の残りを確認する方法

ATMの無料回数は、PayPay銀行アプリであと何回使えるかを確認できます。振込手数料の無料回数とは別の枠なので、混同しないようにしましょう。

提携ATMでのカードローン利用手数料

カードローンの借り入れと返済にかかる提携ATM手数料は、回数に関係なく0円です。対象はセブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イオン銀行ATMの3つになります。

利用にはカードローンの契約が必要で、口座を持っているだけでは使えません。入出金の無料回数とは別の扱いです。

出典:PayPay銀行『入出金・ATM』

預金平均残高3,000万円以上のATM優遇

前月の預金平均残高が3,000万円以上だと、毎月2回目からも利用金額にかかわらず0円になります。通常なら165円がかかる3万円未満の入出金も0円です。

ただしゆうちょ銀行ATMだけは例外で、3万円未満のときに330円がかかります。優遇の表記は2020年4月1日現在でした。

出典:PayPay銀行『手数料優遇(預金平均残高3,000万円以上の場合)』

PayPayへのチャージと出金の手数料

銀行口座からPayPay残高へのチャージは0円です。逆にPayPay残高を銀行口座へ出金するときは、送金先がPayPay銀行なら何度でも0円で、それ以外の金融機関は100円かかります。

この差が、PayPayをよく使う人がPayPay銀行の口座を持つ理由になっています。出金のたびに100円を取られるかどうかは、年単位で見ると無視できません。

PayPay残高へチャージする手数料

チャージ手段は7つあり、手数料がかかるのはソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いだけです。それも毎月初回は無料で、2回目以降にチャージ金額の2.5%がかかります。

チャージ方法チャージ手数料
銀行口座手数料なし
PayPayカード手数料なし
PayPayクレジット手数料なし
現金(セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM)手数料なし
Yahoo!フリマ・Yahoo!オークションの売上金手数料なし
振込チャージ手数料なし
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い毎月初回は無料/2回目以降はチャージ金額の2.5%(消費税含む)

チャージの上限金額

チャージには24時間と30日間の上限があり、本人確認の有無で枠が変わります。銀行口座からのチャージは本人確認済みで過去24時間100万円、過去30日間200万円です。

チャージ方法本人確認済み(過去24時間/過去30日間)本人確認未完了(過去24時間/過去30日間)
銀行口座100万円/200万円50万円/200万円
セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM50万円/200万円50万円/200万円
PayPayクレジット50万円/200万円10万円
PayPayカード2万円/5万円2万円/5万円
振込チャージ100万円/200万円取り扱いなし

PayPayカードとPayPayクレジットの違いが気になる場合は、PayPayクレジットとPayPayカードの違いで整理しています。

出典:PayPay『PayPay残高にチャージする』

PayPay残高を銀行口座へ出金する手数料

出金できる残高はPayPayマネーとPayPayマネー(給与)だけです。PayPayマネーライトとPayPayポイントは銀行口座へ送金できません。

送金先の金融機関送金手数料
PayPay銀行何度でも0円
三井住友銀行月5回まで0円(6回目以降は100円)
上記以外の金融機関100円

送金は1円から可能です。三井住友銀行の無料枠には落とし穴があり、おまかせ振分の設定による送金には適用されません

おまかせ振分で自動的に振り分けている人は、月5回の枠が使われないまま100円を取られます。無料で出したいなら、手動の出金操作を選んでください。

PayPay給与受取を使っている場合の出金

PayPay給与受取を利用中で、PayPayマネー(給与)を含む本人名義の銀行口座への送金なら、月1回まで手数料が0円になります。送金先の金融機関は問われません。

同じ月の2回目以降と、PayPayマネー(給与)を含まない送金は、上の表の手数料に戻ります。給与をそのまま他行へ移すなら、月1回にまとめるのが有利でしょう。

出典:PayPayヘルプ『PayPay残高を銀行口座に送金(払い出し)したい』

PayPayデビットの手数料

PayPay銀行アプリからPayPayで支払うPayPayデビットは、年会費も手数料も無料です。決済した金額は円普通預金残高から即時に引き落とされ、チャージそのものが不要になります。

使えるのは全国のPayPay加盟店のうち店頭での支払いだけで、オンラインサービスや請求書払いには対応していません。円普通預金残高の範囲内で、1日あたり100万円まで設定できます。

PayPayカード側の特典を知りたい場合は、PayPayカードのメリットにまとめました。

出典:PayPay銀行『PayPayデビット』

PayPay銀行の預金金利

円普通預金の通常金利は年0.30%で、公式の表記は2026年8月1日現在です。円定期預金は1年もので年0.50000%、10年もので年1.25000%となっています。

いずれも税引前・年利率の表示で、利息を受け取るときには税金が引かれます。手取りで考えるなら、後述の税率を差し引いてください。

円普通預金の金利

適用利率は毎日24時時点の最終残高で決まります。1日ごとに計算し、翌月初に円普通預金口座へ入金される流れです。

利息が付く残高の下限は、毎日の最終残高1万円以上と決まっています。決済用預金は無利息なので、同じPayPay銀行でも商品を間違えると利息は付きません。

金利は変動金利で、金利情勢により見直されます。変更された場合は変更日当日から、預入残高すべてに新しい金利が適用されました。

円定期預金(ネット定期)の金利

ネット定期は期間が長いほど金利が上がります。1か月から1年までは横ばいの年0.50000%で、2年以上から段階的に上がる設計でした。

預入期間金利(税引前・年利率)
1か月年0.50000%
3か月年0.50000%
6か月年0.50000%
1年年0.50000%
2年年0.65000%
3年年0.80000%
5年年1.00000%
7年年1.10000%
10年年1.25000%

この金利は2026年9月17日現在の値で、適用金利は原則として毎週見直されます。預入時の金利は満期日まで変わりません。

中途解約すると、預入後の経過期間に応じた期限前解約利率が適用されます。表の金利がそのまま受け取れるのは満期まで置いた場合だけでした。

利息にかかる税金

利息には20.315%の税金がかかります。内訳は国税15.315%と地方税5%で、国税には復興特別所得税が含まれています。

この税率は2013年1月1日から2037年12月31日まで適用される分離課税です。年0.60%の金利なら、税引後は年0.47%まで下がります。

出典:PayPay銀行『円預金金利』『円普通預金』

ステップアップ円預金の金利条件

ステップアップ円預金を使うと、円普通預金の金利が残高に応じて上がります。上限は年0.60%で、税引後では年0.47%です。

判定の対象は口座に今ある残高ではなく、円普通預金の月中平均残高です。毎日の最終残高を1ヶ月分累計し、その月の日数で割った値を使います。

月末だけ資金を移しても段階は上がりません。もう1つ見落とされやすいのが年齢の扱いで、29歳以下と30歳以上では同じ金利に届く残高が違います

年齢別・月中平均残高別の適用金利

29歳以下なら月中平均残高100万円で年0.60%に届きますが、30歳以上は200万円が必要です。年0.5%に届く残高も、29歳以下は10万円に対して30歳以上は50万円と開きがあります。

年齢円普通預金の月中平均残高金利(税引前)金利(税引後)PayPayポイント付与率
29歳以下1円から年0.3%年0.23%年0.1%
29歳以下5万円から年0.4%年0.31%年0.1%
29歳以下10万円から年0.5%年0.39%年0.1%
29歳以下100万円から1,000万円まで年0.6%年0.47%年0.1%
30歳以上1円から年0.3%年0.23%年0.1%
30歳以上5万円から年0.4%年0.31%年0.1%
30歳以上50万円から年0.5%年0.39%年0.1%
30歳以上200万円から1,000万円まで年0.6%年0.47%年0.1%

税引後の数値は公式の注記に対応しています。ポイント付与率の年0.1%は、税引後で年0.07%になります。

年齢の境目は誕生日当日ではなく月単位で区切られ、30歳の誕生日を迎えた月までは29歳以下の金利が適用されます。

適用の上限と対象外になる条件

1,000万円を超える残高分には、年0.4%(税引後は年0.31%)が適用されます。残高を積み上げれば上がり続ける仕組みではありません。

PayPayポイントの付与についても、適用残高の上限は500万円です。上限を超えた分にポイントは付きません。

さらに各金利に含まれる通常金利の年0.3%は、当日の最終残高が1万円以上の場合のみ付与の対象になります。残高が数千円の口座では、この部分が受け取れません。

金利とポイントを合わせた場合の水準

金利の年0.6%にPayPayポイントの年0.1%を合わせると、年0.7%相当になります。いずれも税引前の値で、ポイントの受け取りには設定が必要です。

クレジットカードの引落設定や証券口座の開設といった追加サービスの利用は求められません。残高を置いておくだけで段階が上がる設計になっています。

ドル&円2%預金

米ドルの預入分に対応する円普通預金へ、年2.00%が適用される特別金利もあります。特別金利の適用金利は、通常金利と特別金利の合算です。

この年2.00%は米ドルの預入分に対応する範囲へ適用される値で、円普通預金全体の金利ではありません。競合記事が取り違えやすいところなので、数字だけを切り出さないよう注意してください。

公式が示す業界水準との比較

PayPay銀行は自社サイトで業界水準との比較を掲げています。残高200万円未満がPayPay銀行0.3〜0.5%に対して業界水準0.4%、残高200万円からがPayPay銀行0.6%に対して業界水準0.4%という並びです。

この比較は2026年8月時点の年利で、税引前金利どうしの比較でした。0.3〜0.5%の側は年齢30歳以上の場合を指し、0.6%は残高1,000万円までの適用になります。

出典:PayPay銀行『ステップアップ円預金』『預金する銀行は金利で選ぼう』

見落としやすいその他の手数料

普段は発生しませんが、2年以上使わずに放置した口座には年1,320円がかかります。キャッシュカードの再発行や証明書の発行にも、所定の手数料が設定されています。

どちらも競合記事が触れていない領域です。口座を作ったまま使っていない人は、ここだけでも確認しておきましょう。

2年以上使わない口座の管理手数料

未利用口座管理手数料は1,320円/年(消費税含む)で、公式の表記は2025年12月1日現在です。対象は最後の利用から2年以上経過した個人・個人事業主口座で、法人口座は対象外になります。

ここでいう利用とは、ログイン、預け入れ、引き出しの3つを指します。PayPayアプリやLINEアプリからのログインも利用に含まれました。

一方で、利息の付与と未利用口座管理手数料の引き落としは利用とみなされません。放っておくと毎年引き落とされる形になります。

ただし免除条件が4つあり、いずれかに当てはまれば手数料はかかりません。

免除条件内容
年齢口座保有者が18歳未満
普通預金残高10,000円以上ある
他の残高定期預金・外貨預金・投資信託・FXの残高がある
借り入れ借り入れがある

対象になる場合はメールで告知があり、そこから3か月が経過しても利用がなければ口座から引き落とされます。ログインするだけで対象外になるので、メールが届いたら一度ログインしてください。

出典:PayPay銀行『未利用口座管理手数料について』

再発行・証明書などの手数料

キャッシュカードの再発行は1,100円/1件、カード型トークンの再発行は2,200円/1件です。公式の表記は2025年11月7日現在で、いずれも消費税を含みます。

サービス内容料金(消費税含む)
キャッシュカード再発行1,100円/1件
カード型トークン再発行2,200円/1件
残高証明書の郵送発行(円預金・外貨預金)880円/1通
残高証明書発行(監査法人依頼による証明書発行)4,400円/1通
為替組戻・為替変更1,100円/1件
代金取立1,760円/1枚
明細送付サービス880円/1月
円普通預金取引明細発行880円/1通
その他証明書発行手数料2,200円/1通

破損や磁気不良で使えなくなったキャッシュカードは、無料で再発行されます。トークンアプリの利用も無料で、残高証明書もPDF発行なら手数料はかかりません。

紙で受け取るかデータで受け取るかだけで数百円の差が出ます。急ぎでなければPDFを選ぶほうが安く済むでしょう。

口座を持つこと自体の安全面が気になる場合は、PayPay銀行の口座登録は危険かどうかで扱っています。

出典:PayPay銀行『その他サービス手数料』

PayPay銀行の手数料に関するよくある質問

金額や条件でつまずきやすい点を、質問の形でまとめました。答えの根拠は、ここまでのセクションで扱った公式ページと同じです。

振込手数料はいくら

インターネットバンキングならPayPay銀行の口座宛が0円、他の金融機関宛が145円です。インターネットバンキング以外の方法だと、660円から1,760円まで上がります。

ATM手数料は月何回まで0円

毎月1回目は利用金額にかかわらず0円になります。2回目以降は利用金額3万円以上であれば回数の制限なく0円で、3万円未満のときだけ165円または330円がかかりました。

3万円未満でもATM手数料を0円にできるか

その月の1回目であれば、3万円未満でも0円です。2回目以降に3万円未満で引き出すと手数料が発生するため、まとめて引き出すほうが安く済みます。

無料回数は翌月に繰り越せるか

他行宛振込の無料回数について、翌月への繰り越しはありません。使い切れなかった回数はその月で消えます。

給与受取の特典が付かない理由

普通預金取引明細に「給与」「キユウヨ」「キュウヨ」「給料」「キユウリヨウ」「キュウリョウ」「キウヨ」のいずれも含まれない入金は、給与と判定されません。年金の受け取りも対象外です。

エントリーが済んでいるかどうかも確認してください。エントリーと給与受取の両方がそろわないと、無料回数は付きません。

PayPay残高から銀行口座への出金はいくら

送金先がPayPay銀行なら何度でも0円、三井住友銀行は月5回まで0円で6回目以降が100円です。それ以外の金融機関は1回100円かかります。

PayPayへのチャージに手数料はかかるか

銀行口座やPayPayカード、現金からのチャージに手数料はかかりません。ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いだけ、毎月2回目以降にチャージ金額の2.5%がかかります。

円普通預金の金利はいくら

通常金利は年0.30%です。ステップアップ円預金が適用されると、残高と年齢に応じて年0.60%まで上がります。

口座を放置すると手数料がかかるか

最後の利用から2年以上が経過すると、未利用口座管理手数料が年1,320円かかります。普通預金残高が10,000円以上あるなど、4つの免除条件のどれかに当てはまれば対象外になりました。

コンビニのATMは24時間使えるか

セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATM、イオン銀行ATMの取扱時間は0時から24時までです。ゆうちょ銀行ATMだけは営業時間が限られます。

振込手数料を受取人に負担してもらえるか

振込金額から振込手数料を差し引いて振り込むことで、受取人負担にできます。振込画面で金額を調整する形になります。

出典:よくあるご質問『振込手数料』

まとめ

PayPay銀行の手数料は、振込・ATM・PayPayとの出入金・預金金利の4つで体系が分かれます。振込はインターネットバンキングなら自行宛0円・他行宛145円で、給与受取のエントリーをすれば他行宛が月3回まで0円になりました。

ATMは毎月1回目が金額を問わず0円、2回目以降も3万円以上なら0円です。3万円未満のときだけ165円または330円がかかるので、引き出しはまとめるほうが得になります。

PayPay残高の出金は送金先がPayPay銀行なら何度でも0円で、それ以外は100円かかります。円普通預金の通常金利は年0.30%、ステップアップ円預金の適用で年0.60%まで上がりました。

放置している口座には年1,320円の未利用口座管理手数料が発生します。心当たりがあるなら、まずログインして対象から外れてください。

口座を持つかどうかの判断材料はPayPay銀行のメリットとデメリット、安全面はPayPay銀行の口座登録は危険かどうかで扱っています。